| 課題名 | 乳房炎等の大規模酪農関連疾病の診断・防除法の開発 |
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| 課題番号 | 2015027845 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 協力分担関係 |
北海道大学 大阪府立大学 酪農学園大 北海道学園大学 山梨県酪農試験場 群馬県畜産試験場 家畜改良事業団 (株 )微生物化学研究所 東北大学 東芝ホクト電子(株) |
| 研究期間 | 2011-2015 |
| 年度 | 2015 |
| 摘要 | 乳房炎等の大規模酪農関連疾病の研究に関しては、 a) 遺伝子組換えカイコで作製したウシ顆粒球・マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)を乳房炎罹患分房内投与することにより 、乳汁中のT細胞の割合が一過性に上昇すること及び食細胞の貪食能が高まることを明らかにし、それらの作用が乳房炎治療効果に関 与することを推測した。 b) バキュロウイルス発現系で作出したGM-CSFの乾乳時における乳房内投与により、感染の起こっている乳房内菌数減少及び新規感染 阻止効果が認められ、乾乳期における新たな乾乳期治療及び予防技術となり得る可能性を見出した。 c) 黄色ブドウ球菌(SA)による鼻腔からの抗原感作を増強する目的としてSA死菌をナノゲルと混合して牛の鼻腔に投与したところ、 乳汁中に効率よくSA特異的IgA抗体が誘導できることを明らかにした。 d) 鼻腔からSA死菌とナノゲルの組合せで抗原感作を行った牛の乳汁中には、SA生菌の増殖抑制活性があること、さらにSA生菌による 乳腺上皮細胞の細胞障害活性を阻害する効果があることをin vitroにおける細菌培養実験で明らかにした。 e) Salmonella Typhimuriumが産生する毒素ArtABに、宿主細胞の細胞内情報伝達系を撹乱する作用があることを明らかにした。また牛由来の他のサルモネラ菌にもArtABの保有が認められたことから、ArtABがサルモネラ属における病原因子の一端を担ている可能性を示した。 f) 牛パピローマウイルス6型ウイルス様中空粒子の牛乳頭腫症に対するワクチン効果の検証に必要な病原性再現試験を実施し、野外発症牛材料を接種した牛乳頭に病変が出現することを確認した。 g) 現在13の遺伝子型がある牛パピローマウイルスにおいて、従来のシークエンス法に比べてより簡便でかつ安価に型別分類すること が可能なRCR-RFLP法を開発した。 |
| カテゴリ | カイコ 乳牛 防除 予防技術 |