課題名 |
飼料米等による飼料自給率の向上 |
研究機関名 |
新潟県農業総合研究所畜産研究センター
|
研究分担 |
畜産研究センター
|
研究期間 |
新完H25~28 |
年度 |
2015 |
摘要 |
目的:飼料用米のさらなる利用促進のために、乳牛では分離給与での利用量拡大、豚では飼料用米の給与量40%を目指した給与方法を開発する。また、新潟次郎の特徴である耐倒伏性を活用して立毛乾燥させることにより、乾燥コストの低減と収穫作業の分散を図る。、成果:泌乳牛の分離給与で、飼料用玄米を配合飼料と破砕混合することで、その選好性は良好となる。また、飼料用玄米と配合飼料の容積比を2:1とした破砕混合物を、分離給与条件で配合飼料と50%代替しても、飼料摂取量や乳生産に顕著な影響はないものの、MUNが低値を示す場合には、CPの補給が望ましいと考えられる。養豚における飼料用米の利用促進技術の開発では、肥育後期豚に配合飼料の使用量を半分にして飼料用米を多給する場合、大豆粕で不足するタンパク質を補うには1頭あたり約700円のコスト削減になるが、高タンパクエコフィードで補うと、約2,000円のコスト削減ができた。「新潟次郎」立毛貯蔵技術の開発では、新潟次郎を5 月中旬植えすると7 月20 日頃に出穂、9 月下旬~10 月上旬には積算気温1800℃程度となり籾水分は15%程度まで低下するが、安定的に15%を下回ることは難しいと考えられた。、
|
カテゴリ |
乾燥
コスト
飼料用米
飼料用作物
大豆粕
乳牛
豚
保存・貯蔵
|