課題名 | 豚尿汚水中のMAP結晶生成条件の解明 |
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課題番号 | 2001000625 |
研究機関名 |
独立行政法人農業技術研究機構 |
研究分担 |
農業技術研究機構 畜産草地研究所 畜産環境部 資源化研究室 |
協力分担関係 |
鹿児島畜試 長崎畜試 佐賀畜試 岡山高梁家保 鳥取中小畜試 栃木畜試 |
研究期間 | 新規2001~2001 |
年度 | 2001 |
摘要 | 汚水中に含まれるリン回収のため結晶化を促進する方法を検討した。結晶化にはpHの上昇とCaやMgの添加が必要であるが、豚舎汚水中にはMgが多く含まれているので、pHを上昇させる方法とした。その結果、曝気によりpHが上昇するので、薬剤等を使用しないで汚水中のリン、窒素およびMgからのリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)結晶の生成を促進し、沈殿物として回収できることを明らかにした。この原理を用いて汚水中のリンを回収するリアクターを試作し、50日間の通水試験を実施し、曝気により原水のpHが6.9から8.0に上昇し、原水リン濃度が100~400ppmから 50ppm以下に減少し、リンをMAPとして回収できることを実証した。 |
カテゴリ | 低コスト 豚 薬剤 |