増養殖対象種の繁殖機構の解明と制御技術の開発

課題名 増養殖対象種の繁殖機構の解明と制御技術の開発
課題番号 2003004466
研究機関名 水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 養殖研究所 生産技術部 繁殖研究グループ
水産総合研究センター 北海道区水産研究所 海区水産業研究部 資源培養研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 石垣支所 資源増殖研究室
協力分担関係 三重県科学技術振興センター水産研究部
愛知県立大学情報科学部
名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科
北海道大学
長崎大学
岐阜大学
ノースカロライナ州立大学
近畿大学農学部
東京大学
福井県立大学
研究期間 継続2001~2005
年度 2003
摘要   マダイの卵巣分化期におけるアロマターゼの発現動態を解析した結果、発現量は卵巣分化の進行に伴って増加することが明らかとなった。人工生産したクエ及びマハタの生殖腺を組織学的に観察し、すべての個体の生殖腺は卵巣であることが判った。マダイGTH-I(生殖腺刺激ホルモン-I)β遺伝子の発現に対して促進的あるいは抑制的に働く領域に関わると考えられる転写因子をクローニングし、これらがGTHIβ遺伝子の転写因子である可能性を魚類ではじめて示唆した。マダイのGnRH(生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン)受容体の特性を解明し、性成熟に伴う動態および発現制御機構の一端を明らかにした。マツカワ卵母細胞の成熟期において、カテプシンB様酵素の活性化調節にATP(アデノシン-三リン酸)プロトンポンプが関与することを示した。アカウニの主要卵黄蛋白は亜鉛結合蛋白質であることが明らかとなり、亜鉛の輸送と貯蔵に関与すると推察された。クルマエビの卵巣においてカテプシンC遺伝子はろ胞細胞及び卵細胞で発現していること、カテプシンC蛋白質は卵成熟期に強く発現していることを明らかにした。マガキの消化盲のうにおいてリゾチーム遺伝子が発現していることが明らかになった。オスモティックポンプを利用してGnRH(生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン)を腹腔内に徐々に放出させる投与方法が、卵黄蓄積過程の後半および卵成熟誘起に有効であることを示した。10日齢仔魚の摂餌速度を算出するとともに、膵消化酵素が摂餌に対応して分泌されていることが確認された。受精卵の遺 伝子発現を解析する方法を検討し、受精率の異なる卵のmRNA(メッセンジャーRNA)量の比較を行った。人工受精後の経過日数に伴うふ化仔魚の倍数性の変化を調べたところ、2倍体(核DNA量が正常)個体の割合は日を追って徐々に増加すること、倍数性の変異が卵の生残に影響することを明らかにした。ウナギの胚発生に伴う、卵黄蛋白、遊離アミノ酸の動態を明らかにした。
カテゴリ 繁殖性改善 輸送

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