混合域における増養殖対象種の増養殖技術の開発と貝毒成分の蓄積・分解機能の解明

課題名 混合域における増養殖対象種の増養殖技術の開発と貝毒成分の蓄積・分解機能の解明
課題番号 2003004472
研究機関名 水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 東北区水産研究所 海区水産業研究部 海区産業研究室
水産総合研究センター 東北区水産研究所 海区水産業研究部 沿岸資源研究室
水産総合研究センター 東北区水産研究所 海区水産業研究部 資源培養研究室
協力分担関係 宮城県水産研究開発センター
岩手県水産技術センター
衛生研究所
National Research Council Canada・Cawthron Institute(New Zealand)
日本栽培漁業協会宮古事務所
京都大学
日本食品分析センター
日本冷凍食品検査協会
東北大学
北里大学
研究期間 継続2001~2005
年度 2003
摘要  宮城県荻浜湾のマガキ養殖場の基礎生産速度は春と秋に高く、微小動物プランクトンの成長速度は概ねそれに同調していた。麻痺性貝毒生産プランクトンの給餌実験から、ムラサキイガイには毒を蓄積しにくい個体が存在しないことが示唆された。開発した下痢性貝毒全成分一斉定量分析法で各地の毒化貝200検体以上を分析した結果、同種間では海域間の差異はなかったが、ホタテガイとイガイ類間では海域に関係なく毒組成が顕著に異なることが分かった。岩手県門之浜湾の浅所域では褐藻エゾノネジモクやアラメなどの大型褐藻が、水深6m以深では紅藻無節サンゴモが優占し、その上にはCocconeis属の付着珪藻が優占していた。殻長20mm未満のエゾアワビ0歳貝及び1歳貝は深所域に、20mm以上の稚貝や成貝は浅所域に多く出現した。供試稚貝の生産不調のため、飼育実験による低水温の影響は検討できなかったが、野外調査により沿岸水温が6℃以下になった場合、稚貝の生残率が著しく低下することが分かった。仙台湾のイシガレイ、宮古湾のヒラメとも、餌料環境が成長の制限要因と考えられた。開発された個体群生産モデルを宮古湾に適用し、ヒラメ天然稚魚密度、餌料生物調査結果から、適正放流数の上限を見積もった。本年の仙台湾南部のヒラメ産卵期は5月中旬~8月下旬(盛期6、7月)であったこと、その間の卵巣組織、2種類の生殖腺刺激ホルモン産生細胞の推移を明らかにした。ワカメ類ミトコンドリアDNAの一部のnon-coding領域で高い変異性が確認された。異体類数種のミトコンドリアDNA全配列を解読して系統解析を行い、カレイ類→ササウシノシタ類→ウシノシタ類の進化系列を認めた。歴史遺物中から春ニシンのDNAを検出した。ワカメ、ヒラメ、アワビについて、ミトコンドリアDNAやマイクロサテライトを用いた遺伝的多様性の評価技術を確立した。
カテゴリ 評価法

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