課題名 | 内水面増養殖漁場の環境制御と高度利用 |
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課題番号 | 2003004477 |
研究機関名 |
水産総合研究センター |
研究分担 |
水産総合研究センター 養殖研究所 日光支所 繁殖研究室 水産総合研究センター 養殖研究所 日光支所 育種研究室 |
協力分担関係 |
北里大学 東京大学 京都大学 横浜市立大学 中禅寺湖漁業協同組合 栃木県水産試験場 日本大学 宇都宮大学 長崎大学 九州大学 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2003 |
摘要 | 中禅寺湖においては、ヒメマスの雄雌ともにほとんどの個体が10℃前後の水温帯を遊泳し、1日以内に河口付近に回帰するが、雌では放流時の成熟度の違いにより、河川に遡上するまでの行動パターンに違いが見られることが明らかとなった。また、流水刺激が免疫応答等を損なわずにスチールヘッドの高密度収容を可能にさせ、ヒメマスの降河習性を長期間持続させることなどが明らかとなった。さらに、ニジマスにおいては成長ホルモンがリゾチウム産生を直接促進し、コルチゾル投与はリンパ球における成長ホルモン遺伝子発現を促進することなどが証明された。このほか、ヒメマスにおいて、温度制御により、サケ科魚類で初めて偽雄の作出に成功した。 |
カテゴリ | 環境制御 |