課題名 | 高性能機器分析による抗酸化成分等の精密な化学構造の解析・同定 |
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課題番号 | 2003004240 |
研究機関名 |
食品総合研究所 |
研究分担 |
食品総合研究所 分析科学部 状態分析研究室 |
協力分担関係 |
森林総合研究所 秋田県総合食品研究所 農業生物資源研究所 亀田製菓(株) 東北農業研究センター |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2003 |
摘要 | タマネギのフラボノイド成分の分子量測定に成功し、含量の品種間差を確認できた。ジャガイモを対象に、フラボノイド成分の粗精製のための中容量分取システムを構築した。ミセルやリポソームで、高度不飽和脂肪酸の種類によって酸化安定性が異なる現象について、MS及びNMRを用いて解析を行い、その原因となる物性の違いを明らかにした。サイクロアミロース法によるリフォールディングでは、タンパク質が天然体と同じ高次構造をとっていることをNMRで確認した。カブトムシクチクラキチンの精製過程の検討とその過程で副次的に得られる抽出物について評価した。また、ゴマダラカミキリ接触刺激性性フェロモンの部分構造を明らかにした。エゴマ種子中の抗変異原成分の分離精製を行い活性画分を得た。ウルイの抗ガン作用成分の構造解析を行い、既知のステロイドサポニンと同定した。Vigna radiateのガラクトース転移酵素、新規タンパク質Aralinの機能を解明した。 |
カテゴリ | えごま 性フェロモン たまねぎ ばれいしょ 品種 |