課題名 | 新規資材による生体防御機能等の活性化機構の解明 |
---|---|
課題番号 | 2004005236 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所 |
研究分担 |
農業環境技術研究所 化学環境部 農薬影響軽減ユニット |
協力分担関係 |
神戸大 農研機構 生物研 十勝農試 佐賀農業セ 青森農総研 大分農技セ 島根防除所 栃木農試 タキイ種苗 |
研究期間 | 継続2001~2005 |
年度 | 2004 |
摘要 | アシベンゾラルSメチルのナシ黒星病に対する全身抵抗性誘導の初期過程にNADPHオキシダーゼ、スーパーオキサイドディスムターゼやカタラーゼなど、活性酸素種の生成・消去に関わる酵素の遺伝子発現や活性の増大、シグナル伝達に関わるたんぱく質りん酸化酵素の遺伝子発現の増大が観察された。これらの遺伝子や酵素は、新規資材がもつ抵抗性誘導活性の多検体・迅速選抜システムを今後作出する上で有用なマーカーの一部になると考えられる。また、黒星病罹病性品種「幸水」のアシベンゾラルSメチル処理による抵抗性の誘導・発現機構は、抵抗性品種「巾着」や非宿主のセイヨウナシが本来具備する抵抗性の発現機構と多くの点で共通することが裏付けられた。 |
カテゴリ | 病害虫 黒星病 抵抗性 抵抗性品種 農薬 評価法 品種 |