北太平洋における気候変動の水域生態系への影響の把握

課題名 北太平洋における気候変動の水域生態系への影響の把握
課題番号 2005007726
研究機関名 水産総合研究センター
研究分担 水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部 低次生産研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 石垣支所 漁業資源研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 資源評価部 生態特性研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 海区水産業研究部 沿岸資源研究室
水産総合研究センター 西海区水産研究所 東シナ海海洋環境部 生物環境研究室
水産総合研究センター 東北区水産研究所 混合域海洋環境部 海洋動態研究室
水産総合研究センター 中央水産研究所 海洋生産部
水産総合研究センター 北海道区水産研究所 海区水産業研究部 資源培養研究室
協力分担関係 北海道大学
研究期間 新規2001-2005
年度 2005
摘要 ・ 黒潮域及び黒潮続流域においてモニタリングを継続しデータの蓄積を行った。・ 同海域における低次生態系の経年変動の把握から表面水温との相関を明らかにし、また、黒潮域の中層水温の上昇傾向を明らかにした。・ 親潮?混合域のモニタリングを継続し、これまでに得られたデータベースと合わせた解析により物理環境・化学環境及び低次生態系構造の季節変動及び経年変動の解明に取り組み、地球温暖化による海洋構造の変動及びそれに伴う低次生態系の変動を検知した。・ 東シナ海及び日本海におけるモニタリングを継続し、既往データとも合わせて季節的な海洋環境及び低次生産構造の変動の検討を行い、塩分濃度および栄養塩濃度の変動が大陸の陸水の影響を受けることを明らかにした。・ 以上のデータのデータベース化及びその公開に向けて準備を行った。・ モニタリング観測ならびに衛星データを蓄積?整理し、モデルの妥当性を検討するための検証データセットを作成した。・ 検証データセットを用いて低次生態系モデルの再現性を向上させる生理パラメータのチューニングを行った。・ 藻場への温暖化評価について、既存情報の整理、藻場分布調査、藻食性動物の食性実験を行った。・ これらの成果を基に、モデルを用いて藻場が受ける地球温暖化の影響を定量的に評価した。・ マダイの成長に及ぼす水温の影響を定量的に検討し、29度まで高い成長速度をしめすことを明らかにした。・ 低次生態系モデルとサンマ資源を対象にした浮魚成長モデルを連結したモデルについて、パラメータの検討、チューニングによるモデルの精度向上を図った。
カテゴリ 季節変動 データベース モニタリング

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