e.病害虫複合抵抗性品種を中核とした新栽培体系による馬鈴しょ良質・低コスト生産技術の開発

課題名 e.病害虫複合抵抗性品種を中核とした新栽培体系による馬鈴しょ良質・低コスト生産技術の開発
課題番号 2006008465
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター バレイショ栽培技術研究チーム
協力分担関係 北海道立中央農業試験場
北海道立十勝農業試験場
北海道立北見農業試験場
北海道大学
(独)種苗管理センター
十勝農業共同組合連合会
(株)ラボ
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)ジャガイモシストセンチュウ抵抗性と疫病圃場抵抗性を併せ持つ「勝系19号」を選抜した。(2)早期培土による深植え栽培は、培土内でより立体的に塊茎分布することにより、密植をしても塊茎相互の干渉が少なく均一に肥大することを明らかにした。(3)小粒種いも播種機の成畦板を改良し、75cm畦にも利用可能とした。(4)早期培土栽培では、非選択性除草剤ビアラホスを畦間散布機で処理することにより、草種を問わず畦間の雑草を防除できることを明らかにした。(5)トマト水耕栽培廃液より回収したジャガイモシストセンチュウふ化誘導物質は、濃度依存的に線虫のふ化を促進し、室内土壌検定では卵密度が75%減少した。(6)PSTVdのRT-PCR法、ジャガイモシストセンチュウと近縁種を識別するPCR-RFLP法、黒あし病菌の増菌・ELISA検定法、青枯病菌のPCR法をそれぞれ開発した。(7)PMTVにより発生するジャガイモ塊茎褐色輪紋病の緊急対応研究を行い、おとり植物を用いた実用的土壌診断法を確立し、PMTVの宿主である粉状そうか病菌の防除薬剤施用によるPMTV防除の可能性を見出した。産地においては、汚染圃場での種いも生産を回避するために開発した土壌診断法を適用して圃場検査を進めており、さらに品種の感受性評価試験を継続している。(8)粉状そうか病菌およびそうか病菌に対し、根部感染抑制効果を有する菌株を見出し、有意な発病抑制効果を認めた。
カテゴリ 病害虫 青枯れ病 害虫 栽培体系 雑草 除草剤 水田 水耕栽培 抵抗性 抵抗性品種 低コスト 土壌診断 トマト 播種 ばれいしょ 品種 防除 薬剤 輪作

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