g.自給飼料の高度利用による高泌乳牛の精密飼養管理技術と泌乳持続性向上技術の開発

課題名 g.自給飼料の高度利用による高泌乳牛の精密飼養管理技術と泌乳持続性向上技術の開発
課題番号 2006008479
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター 自給飼料酪農研究チーム
協力分担関係 酪農学園大学
東北大学
信州大学
(独)家畜改良センター
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)バレイショでん粉粕は、その繊維分には易分解性のペクチンが多く、ルーメン内での分解が早いことを確かめるとともに、泌乳牛の泌乳前・中期において給与トウモロコシの2kg/日/頭の代替が適正であることを明らかにした。また、でん粉粕サイレージの給与割合が高くなるにつれて、泌乳牛の糞中乳酸菌数が増加する傾向にあり、デンプン粕中のペクチン等が下部消化管微生物叢を変えることを示した。(2)泌乳牛の各乳期における消化部位別の遺伝的栄養素吸収特性では、能動的グルコース輸送体と共役ペプチド輸送体の遺伝子発現は、ルーメン・3胃・4胃・大腸部より小腸部で高く、また、泌乳中期~後期で高値を示した。(3)自給飼料で含有量が少ないセレンは、分娩後の胎盤剥離を促進するマトリックス・メタロプロテアーゼの活性化に対して重要な働きを持つことを明らかにした。(4)泌乳最盛期および中・後期における泌乳器病の発症は泌乳持続性の高い牛で少ないこと、泌乳持続性の遺伝率は初産0.15、2産0.39、3産0.38と高い値であることを明らかにした。(5)乳腺細胞から乳腺上皮細胞培養系を作製し、乳管様構造形成の分化およびアポトーシスを誘導することを確かめた。また、乳腺上皮細胞が分化すると血管新生を促進する因子VEGFの発現が亢進することも見出した。(6)分娩後の泌乳牛への高エネルギー粗飼料多給(トウモロコシサイレージ現物35kg/日/頭)が、受胎性に関与する血中過酸化脂質濃度には影響なく、分娩後60日以内に発情回帰することを認めた。
カテゴリ 飼育技術 とうもろこし トウモロコシサイレージ 乳牛 ばれいしょ 輸送

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