b.寒冷地における未利用作物残さ等のカスケード利用技術の開発

課題名 b.寒冷地における未利用作物残さ等のカスケード利用技術の開発
課題番号 200709602
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,寒冷地バイオマス研究チーム
協力分担関係 東北大学
三和油脂株式会社
オルガノ株式会社
日本医大
富山県農技センター
JA金山
山形県農業総合研究センター
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)擬似移動層方式クロマトグラフィ等を用いた米ぬかからの食品グレードでの高純度トコトリエノール(T3)の連続製造プロセスを完成した。また、米ぬか油のバイオディーゼル燃料変換のため、HPLC-ELSD法とGC分析による全成分の一斉分析法を開発するとともに、イオン交換樹脂法による燃料製造と機能性成分(トコトリエノール)吸着分離に成功した。2)リグニンを優先的に分解する白色腐朽菌ウスキイロカワタケYK-624菌株の稲わら分解能を調べ、本菌株を用いて腐朽させた稲わらでは、セルラーゼによる糖化効率が大きく上昇することを明らかにした。また、本菌株の遺伝子導入系を構築した。3)東北地域のなたね安定多収のための機械化栽培における播種、施肥等の栽培条件を明らかにするとともに、そば-なたね用に改造を加えた立毛間播種機による播種技術を開発し、そば-なたね3年5作体系を実施可能とした。4)なたね栽培からバイオ燃料製造に至るまでのなたね・バイオ燃料生産システムの産出エネルギー/投入エネルギー比、LCA手法によるCO2環境負荷量を試算し、このシステムの有用性を明らかにするとともに、油かすの利活用が経済性改善の鍵となることを示した。
カテゴリ 機械化 機能性成分 栽培条件 しそ 施肥 そば なたね 播種 わた

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