a.土壌及び作物体内成分の分析・診断技術の高度化

課題名 a.土壌及び作物体内成分の分析・診断技術の高度化
課題番号 200709616
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構,中央研,土壌作物分析診断手法高度化研究チーム
協力分担関係 長崎県総合農林試験場
長崎県衛生公害研究所
国立環境研究所
茨城県生物工学研究所
小川香料(株)素材技術研究所
埼玉県工業技術センター
日東食品(株)
富士シリシア化学(株)
宮崎大学
研究期間 2006-2010
年度 2007
摘要 1)地形図とリモートセンシングを利用して、大豆栽培ほ場における浅礫層の分布を推定するとともに、近赤外航空写真から、地域全体の腐植量区分予察図を作成した。2)黒ボク土畑ほ場について、有機物施用量に対する全炭素変化量の回帰式を作成し、全炭素含量を現状レベルで維持するために必要な有機物施用量を試算した。3)葉枯症多発地域の水稲がストレス成分をより多く含むことを確認し、温室内での酸性霧散布試験から、本障害発生への酸性霧の関与が低いことを明らかにした。4)大葉の香気成分を一斉分析し、各系統における香気官能特性と含有成分との関係を解析することにより、本分析手法が大葉の品質評価に有効であることを示した。5)水稲高温登熟性の要因解析を行い、高温感受性品種の「初星」と耐性品種の「こしいぶき」では穂のCO2 放出速度が異なることを明らかにした。6)ナノテクノロジーを活用して、大豆種皮表面の微細構造や孔隙を計測評価する手法を確立した。さらに、本手法を大豆障害粒(硬実性)の評価へ応用し、硬実性のメカニズムを明らかにした。また、大豆種子の高精度水分調製法として、安価なヒドロゲルを用いる方法を考案し実用化した。7)甘しょの塊茎や茎に内生する窒素固定菌を培地上に分離することに成功した。分離菌と同属の細菌を甘しょに接種し、体内への感染を確認した。8)植物ヘモグロビンの発現量が異なるミュータントにおける亜硝酸に対する応答性を比較し、ヘモグロビンには亜硝酸毒性を軽減する効果があることを見出した。
カテゴリ 診断技術 大豆 品種 リモートセンシング

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