課題名 |
地域農産物・加工品のラジカル捕捉活性による機能性評価 |
研究機関名 |
滋賀県農業総合センター本部・農業試験場
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研究分担 |
先端技術開発部農産加工担当
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研究期間 |
完H13~15 |
年度 |
2003 |
摘要 |
近年、活性酵素がガンや動脈硬化をはじめとする生活習慣病に関与すると言われており、食品成分中にこれら活性酵素を消去する働き(ラジカル捕捉活性)のあるものがある。そこで、地域農産物・加工品の高付加価値化に資するため、農産物直売所等で販売されている野菜(53点)・果樹(12点)・加工品(34点)のラジカル捕捉活性を測定した。野菜では紫芋・ウド・イチゴが強いラジカル捕捉活性を示し、ムカゴ・トウガラシ・ヤマブキ・青シソ・小カブ(葉)・タカノツメ・キヌサヤエンドウ・わらび・カブ間引き菜は中程度(赤ワインや緑茶並)の値を示した。しかし、ニンジン・メロン・マクワ・ニンニク・キュウリ・日本カボチャでは、ラジカル捕捉活性が認められなかった。果樹では、スモモ・ウメ・ナシ(豊水)リンゴ(フジ)が中程度の値であった。加工品では、ハーブせんべい・バラジャム・ゆかりは強い活性、針原いたどり・生姜の佃煮・梅干し・トマトケチャプは中程度の活性を示したが、うどん類は認められなかった。
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研究対象 |
共通
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戦略 |
園芸・食品
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専門 |
食品加工流通
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部門 |
共通
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カテゴリ |
いちご
うど
うめ
加工
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かぼちゃ
機能性
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高付加価値
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