土地、労働生産性ともに高いダイコン-サツマイモ畦連続使用有機栽培体系
要約 南九州地域を対象としたダイコン-サツマイモ畦連続使用有機栽培体系は、サツマイモ、ダイコンとも地域平均収量以上の生産量が得られる。本体系のサツマイモ作は単作の慣行より土地生産性が52%、労働生産性が...
要約 カラシナやダイコン残渣などの植物バイオマスを用いた土壌還元消毒法は、ホウレンソウ萎凋病に対し顕著な発病抑制効果がある。土壌還元消毒では、酢酸、酪酸などの抗菌物質を産生するクロストリジウム属菌な...
地域資源、畦連続使用栽培、緑肥間作を活用した南九州地域の有機畑輪作体系
要約 ダイコン作付前焼酎廃液濃縮液施用、ダイコン作付後無施肥サツマイモ畦連続使用栽培、畦間エンバク間作の組み合わせによる有機栽培体系でダイコン、サツマイモともに慣行栽培とほぼ同等の生産性を複数年得る...
要約 畑土壌の可給態窒素の判定法において、COD測定用試薬セットと簡易吸光度計を併用することにより、目視によらず、きめ細かに数値把握することができる。 キーワード 可給態窒素、簡易測定、COD測定用試薬セッ...
土壌のリン脂質脂肪酸組成は有機栽培と慣行栽培で差が認められない
要約 ミニトマト栽培農家圃場において、土壌微生物性の指標であるリン脂質脂肪酸の含量、組成に基づく多様性指数(シンプソン指数)および組成は、有機栽培と堆肥等の有機物を施用している慣行栽培との間で差は...
要約 草地造成の際は、基肥に発酵鶏ふんペレットをN換算4kg/10a施用し、播種を1番刈以降に行う。雑草草丈が20~30cmの時期に初回掃除刈を行う。維持段階では秋に腐熟堆肥4t/10a及び熔燐30kg/10aを施用する。飼...
要約 ハウス夏秋どりトマトの本圃において、収量や品質を低下させない無化学肥料栽培を実現するため、使用する有機質資材の種類、施用量および施用時期に関する栽培指針を策定した。また、本技術は土壌肥沃度に対...
要約 有機栽培たまねぎで収量確保と病虫害軽減を可能とする生産安定化技術(適品種と作型、有機物の施用法および混和法,手押し除草機の効果)と土壌化学性の目標値を検討して栽培モデルを提案する。 キーワード ...
要約 露地野菜の無化学肥料栽培における施肥法では、カリの土壌診断に基づきたい肥の施用量を判断し、たい肥で補えない窒素・リン酸・カリを各種有機質肥料で施用する。この無化学肥料栽培法では、化学肥料栽培と...
要約 家畜家禽糞に偏った野菜の有機栽培土壌では、カリやリン酸等の成分が過剰に蓄積されやすく、肥料成分のアンバランスに基づく微量要素欠乏や、亜硝酸、塩素の蓄積の懸念もあり、かつ窒素の環境負荷発生が懸念...
施設軟弱野菜栽培における有機(ぼかし)肥料の連用が土壌、野菜の収量に及ぼす影響
要約 ホウレンソウ等施設軟弱野菜栽培では、ぼかし肥料の連用で10作程度までの収量は化学肥料連用に優るが、その後劣ることもある。ぼかし肥料の効果は春夏期に高く冬期に低い。ぼかし肥料の連用により土壌の生物...