要約 ナス系統LS1934が有する半枯病抵抗性は第2染色体末端の遺伝子座FM1によって支配されている。同遺伝子座は2つのSSRマーカーによって選抜可能である。 キーワード ナス、半枯病抵抗性、土壌伝染性病害、育種選...
トマトとウイルスの生き残り戦略の攻防をタンパク質の立体構造から解明
要約 トマトのウイルス抵抗性タンパク質(Tm-1)がウイルスのタンパク質(ToMV-Hel)と結合してウイルス増殖を抑える仕組みを、X線結晶構造解析から解明した。トマトとウイルスが、互いのタンパク質のアミノ酸を...
要約 群馬県内のキク半身萎凋病菌は、ナス系菌株である。小ギクは、本病に対する抵抗性に品種間差異が認められる。品種‘はじめ’‘いとこ’‘玉手箱’‘小雨’‘翁丸’の抵抗性は強い。 キーワード キク半身萎凋病、系統、...
要約 レタス「長・野28号」はレタス根腐病レース1抵抗性品種として、世界で初めて育成された。この球レタス品種は、レタス根腐病の発病盛期である7月下旬に定植可能な抵抗性及び晩抽性を有する。 キーワード レ...
ナス青枯病抵抗性に関するDNA多型のSTS化プライマーの作成法
要約 ナス青枯病抵抗性の「DMP」の培養変異体を用いて、シークエンスゲルを用いたDIG-RAPD法により抵抗性に関する多型バンドを検出する。アガロースゲルによる電気泳動で安定的に遺伝子診断ができるように、STS化...
ピーマンにおけるPMMoV抵抗性(L3)DNAマーカーの開発
要約 PMMoV抵抗性遺伝子座(L3)から4.0cMに位置すると思われるPMMoV抵抗性RAPDマーカー(rRAE618A)を開発し、さらにSTS化を行い、抵抗性個体に特異的にバンドがみられる優性PCRマーカー(dsPMFR21)、及び抵抗性とり...
要約 ‘ナス中間母本農1号’は半枯病抵抗性であり、その抵抗性は単因子優性である。また、果実形質は抵抗性素材の‘LS174 ’よりも大幅に改良され、実用品種に近く、抵抗性育種素材として有用である。 キーワード ‘...