モンスーンアジアの農地蒸発散量とCO2 交換量の監視・公開システム
要約 モンスーンアジアのさまざまな農地で計測した気象データをオンラインで収集し、渦相関法に基づいて算定した蒸発散量とCO2交換量に精度情報を付加して監視に利用するとともに、リアルタイムでデー...
異なる2方式の渦相関法によるメタン発生量測定値の互換性を確保するデータ処理手法の開発
要約 オープンパス型とクローズドパス型という、異なる方式の渦相関法で得られたメタンフラックス測定値の互換性を確保するデータ処理手法を開発しました。本成果は、世界各地で渦相関法によって測定されているメ...
積雪地帯における融雪期のCO2収支は融雪水による移流によって変化する
要約 北陸地方などの多雪地帯では、融雪期に融雪水によって積雪層内のCO2が溶解・移流されて流出しており、その強度は積雪層底部の気相中CO2濃度と融雪速度とによって推定できる。 キーワ...
群落光吸収率・光利用効率の遠隔評価のための新反射スペクトル指数
要約 反射スペクトルデータから群落光合成パラメータを精度よく安定的に評価するための新規指数を策定しました。リモートセンシングによって作物群落や陸域生態系のバイオマス生産量・CO2フラックスを広域的に評...
水稲単作田の熱収支とCO2フラックスの通年データセットの構築
要約 FLUXNETの標準的な手法を用いた観測結果に基づき,水稲単作田のフラックスデータセットを構築した。非耕作期間を含む通年の熱収支諸項や,CO2フラックス,気象要素の30分値が,一定の基準による品質管理を施...
日本の畑土壌に適用可能な土壌炭素循環モデル(改良RothCモデル)
要約 日本の畑土壌において,非黒ボク土ではローザムステッド・カーボン・モデル(RothCモデル)を,黒ボク土では改良RothCモデル(ピロリン酸塩可溶アルミニウム含量により腐植画分の分解率を変化させる)を用い...
要約 農耕地生態系を中低高度からリモートセンシングするための新たな分光デジタル画像計測システムを試作開発した。スチル写真やビデオ観測では不可能であった可視~熱赤外域の波長別画像を高精度で連続的に取得...
要約 チャンバー法による水田の気体炭素フラックスの測定において,無遮光下では光合成と呼吸・分解が同時進行下でのフラックスを測定するのに対し,遮光下では呼吸・分解のみのフラックスが測定できると判断した...