要約 中果系カラーピーマンの果実こうあ部の「ひび果」および「尻腐れ果」は、高気温で草勢が良く、果実の肥大が良好な場合に多発し、果実側面の「ひび果」、「変形果」および「小果」は高気温又は低気温、或いは...
トマト養液土耕栽培で初期の葉柄中硝酸濃度が果実品質に及ぼす影響
要約 トマトの養液土耕栽培において、初期の樹勢が強すぎると尻腐れ果と異常茎の発生が増加し、逆に弱すぎると角張った果実(通称、ピーマン果)の発生が増加する。この時の樹勢の強弱は葉柄中の硝酸濃度を測定す...
要約 パプリカの早熟栽培において、赤色系品種では、「スピリット」は総収量および着果数が多く、「スペシャル」は不良果の発生が少なくて優れる。黄色系品種では、「フィエスタ」が総収量および着果数が多く、不...
南九州地域におけるパプリカの早熟栽培に適する品種及び播種・定植期
要約 早熟栽培におけるパプリカの大果系品種は、赤色果が「スペシャル」、黄色果では「フィエスタ」が適する。5月から多収を得る播種期は12月中旬、定植期は2月中旬である。 キーワード パプリカ、早熟栽培、品種...
要約 大果系パプリカの多収のための植え付け株数は、10アール当たり3,700株程度とし、主枝2本仕立てで垂直に誘引し、着果開始節は主枝2節とする。主枝着果を基本とし、主枝に着果しない節はその側枝の第1節に着果...
要約 パプリカでは、昼温が摂氏30度以上の高温域ではす入り果や変形果等の障害果の発生割合が増加する。この高温域では、花粉が形成されなかったり開花時に発芽能力を持たない花粉が多く発生し、種子が十分にでき...