沖縄県のネコブセンチュウ、ネグサレセンチュウの優占種および初検出種
要約 沖縄県の亜熱帯作物圃場等で検出される農業上重要な植物寄生性線虫は、アレナリアネコブセンチュウ沖縄型(以降センチュウを略)、サツマイモネコブ、モロコシネグサレ、ミナミネグサレA型が優占種で、キタ...
ハンダゴテを利用した果梗部熱処理によるマンゴー軸腐病の防除技術
要約 マンゴー果実の収穫後12時間以内に、先端部を平らに加工したハンダゴテを果梗部に5秒程度押し当て熱処理することで、マンゴー軸腐病の発病を抑制できる。 キーワード マンゴー、マンゴー軸腐病、果実、ハン...
要約 52℃の温水に20分間浸漬し、その後冷水で10分間浸漬する温湯処理技術により、マンゴー果実における軸腐病の発病抑制効果並びに腐敗の遅延効果が期待できる。 キーワード マンゴー、軸腐病、果実、温湯処理 背...
マンゴーハフクレタマバエ(新称)Procontarinia sp.加害様式と生息分布
要約 マンゴーの新害虫、マンゴーハフクレタマバエ(新称)の被害痕は、直径約2~3mmのほぼ円形で揃っていることから他の類似病斑と判別できる。本種は、県内にすでに広く分布することが確認された。 背景・ねらい ...
要約 奄美群島において,2000年9月までに発生が確認されたマンゴーに寄生するカイガラムシ類は,カタカイガラムシ科6種,コナカイガラムシ科2種,マルカイガラムシ科5種の3科13種である。鹿児島県農業試験場大島支場...
マンゴーの果皮障害の原因となるアザミウマ2種の発生消長と防除
要約 チャノキイロアザミウマとアカオビアザミウマの2種のアザミウマ類は,マンゴーの果皮を加害し障害を与える。防除薬剤としてはイミダクロプリド水和剤が有効である。鹿児島県農業試験場大島支場・病害虫研究室...
Lasiodiplodia theobromae(Patouillard)Griffon & Maublancによるマンゴー軸腐病(新称)
要約 マンゴー果実で、果梗部周辺が褐色、水浸状に腐敗する症状が発生し、その原因の解明を行った結果、Lasiodiplodia theobromae(Patouillard)Griffon & Maublancによるものであることが明らかとなり、マン...