テンサイ作業受委託の円滑化には農作業支援組織による情報統合と調整が重要
要約 テンサイの作業受託を円滑に運営している農作業支援組織は、生産者、糖業(集荷業者)、輸送業者と互いに情報共有をする際に、支援組織のマネージャーがそれぞれの情報を統合して作業計画等を示しており、この...
要約 アワノメイガやコナガの匂い物質結合タンパク質遺伝子クラスターの構造を解明し、チョウ目昆虫のゲノムデータと比較することにより、ある特定の種で重複・欠失していること遺伝子を同定でき、種特異的な機能...
省力的な栽培が可能で、大果で日持ち性に優れた多収性イチゴ品種「恋みのり」
要約 イチゴ「恋みのり」は連続出蕾性に優れた大果、多収性の促成栽培向け品種である。摘果作業の必要性が少ない適度な果房当り果数を有し、果実の揃いがよく、栽培管理および収穫・調製作業の省力化が可能である...
アントシアニン含量の高いパウダー向け紫肉カンショ新品種「むらさきほまれ」
要約 カンショ「むらさきほまれ」は、塊根にアントシアニンを含有する紫肉カンショ品種である。普及対象地域の沖縄において、「むらさきほまれ」は主要紅イモ品種「ちゅら恋紅」よりアントシアニン含量が高く、パ...
カメムシ類制御剤標的としてのミトコンドリア膜タンパク質遺伝子の機能
要約 カメムシ類のミトコンドリア膜輸送体タンパク質をコードするANTI1遺伝子は成育に必須であり、新規制虫剤開発の標的として利用できる。 キーワ...
雑草種子を駆除し翌年の雑草を大幅に減らす自走式蒸気処理防除機
要約 自走式蒸気処理防除機JJ7は作物収穫後耕起前の圃場地表面に過熱水蒸気を噴射して走行し、地表面の雑草種子を死滅または休眠打破させることで、次作の雑草密度を大幅に減少させる。圃場作業効率は約50分/10 a...
要約 働きアリの触角から、情報伝達物質に特異的に結合して輸送する新規タンパク質(アリNPC2)を発見した。このタンパク質を標的とすることで、害虫のアリ以外には作用しない、安全で環境に優しい農薬の開発につ...
要約 「おいCベリー」は、収量性に優れ、ビタミンC含量が「さちのか」の約1.3倍と多く、総ポリフェノール含量も多く、高い抗酸化活性を有する消費者の健康志向に対応した良食味の果実品質が優れた促成栽培用品種...
トマトモザイクウイルスの増殖に必須な宿主タンパク質ARL8の同定
要約 宿主タンパク質ARL8がトマトモザイクウイルス(ToMV)の複製タンパク質と結合していることを見いだした。ARL8遺伝子を破壊した植物体は正常に生育したが、接種したToMVの増殖は完全に抑制された。こ...
要約 夏秋イチゴ新品種「サマーフェアリー」は四季成り性品種であり、果皮色は赤で、光沢がよい。多収性で、食味も良く、果実硬度も硬いため業務用の夏秋どり栽培に適する。 キーワード イチゴ、四季成り性、夏秋...
要約 ステンレス製の小さな金網に、豚受精卵および凍結媒液を付着させて直接液体窒素中に浸漬してガラス化する方法(MMV法)を開発した。この方法は、従来法と比較して、特別な器具を要さず、かつ、簡単に受精...
要約 代理母(受胚豚)の子宮頚管を経由してブタ胚を子宮角内へ移植するためのカテーテルを考案した。このカテーテルを用いて体外生産胚または体内発育胚を受胚豚に移植すると産子を得ることができる。 キーワ...
花色がピンクと黄色の二色咲きする小輪性スカシユリ新品種「Li-30」
要約 花ユリ「Li-30」はスカシユリ「紅胡蝶」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した2色咲きの小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...
要約 花ユリ「Li-27」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した澄んだレモン色の小輪性品種である。花弁があまり開かないカップ状の花形で、一年球を切花...
要約 花ユリ「Li-26」はスカシユリ「アラスカ」と小輪性を有する場内保有系統を交配し、胚珠-胚培養法を利用して育成した黄金色の小輪性品種である。小球開花性が高く、一年球を切花生産に利用できる。 キーワー...
要約 新しい切り花用バラの有望品種として「99-186-1」を交雑育種により育成した。花色は弁縁が明るく濃いピンクで、弁の中央部より下が薄いピンクとなるぼかし。花形は剣弁高芯の整形咲き、花弁数は30枚...
ハンダゴテを利用した果梗部熱処理によるマンゴー軸腐病の防除技術
要約 マンゴー果実の収穫後12時間以内に、先端部を平らに加工したハンダゴテを果梗部に5秒程度押し当て熱処理することで、マンゴー軸腐病の発病を抑制できる。 キーワード マンゴー、マンゴー軸腐病、果実、ハン...
要約 花ユリ「Li-19」はシンテッポウユリ「ホワイトランサー」と小輪の野生種チョウセンヒメユリを交配し、胚珠培養技術を利用して育成した明鮮橙色の小輪性品種である。 球周8~10cmの球根で4~7輪咲きの切花とな...
背景・ねらい
要約 52℃の温水に20分間浸漬し、その後冷水で10分間浸漬する温湯処理技術により、マンゴー果実における軸腐病の発病抑制効果並びに腐敗の遅延効果が期待できる。 キーワード マンゴー、軸腐病、果実、温湯処理 背...