関東地域のダイズ有機栽培には「フクユタカ」の7月上~中旬播種が適している
要約 関東地域におけるダイズ有機栽培には、中~晩生の品種が適している。「フクユタカ」は関東地域の一般的な標準播種期よりやや遅い7月上~中旬に播種することで、カメムシ等による吸汁害が軽減され、200kg/10a...
関東北部の水田における環境保全型農業が生物多様性に及ぼす効果を表す指標生物と評価法
要約 関東北部地域の水田において、環境保全型農業が生物多様性に及ぼす効果を評価するために、5種類の指標生物(アシナガグモ類、コモリグモ類、トンボ類、カエル類、水生コウチュウ・水生カメムシ類)を選定し...
要約 1ha程度の大区画圃場で、出穂期6日前頃の畦畔にジノテフラン剤を1回散布すると、カスミカメムシ類成虫の水田内への侵入を抑制し、斑点米被害を回避できる。本防除法によるジノテフラン剤散布量は、通常量を...
要約 雑草発生予測法、2回代かき法、温湯種子消毒法、病虫害発生モニタリング法、水面施用剤の導入により農薬成分の延べ使用回数5回(慣行栽培の25%)以内、総窒素施肥量の30%を有機質肥料で代替する栽培が可能...
畦畔除草時期とアカヒゲホソミドリカスミカメの水田への追い込みの検証
要約 アカヒゲホソミドリカスミカメ成虫の生息する畦畔・農道で草刈りすると水田に虫が追い込まれ、定着することがある。イネの出穂期14日前は定着しないが、出穂期,同21日後は定着する。以上を標識した虫で検証...
要約 現行の防除体系に沿った農薬使用における米の残留濃度は、出穂直前までの使用であれば概ね検出限界未満となる。また出穂期以降でも使用基準の範囲内で使用した場合の残留量は、最大で残留農薬基準の1/3程度...
水稲の中山間地における黒色再生紙を活用した有機質肥料の施用による栽培法
要約 移植時に低温となる中山間地においては、除草に黒色再生紙マルチを用い、基肥にコシヒカリの場合なたね油粕80kg/10a施用し、本田病害虫防除2回で慣行栽培に近い生育・収量が得られる。 背景・ねらい 化学...
要約 畦畔の景観を彩り、雑草抑制に適する地被植物はアジュガ以外では、シバザクラが適する。地表を被覆するまで定植後1年半を必要とするが、その後、雑草量を抑制するので、除草時間は大幅に削減できる。また、...