| タイトル | 泌乳曲線平準化を目指した選抜指数による改良効果の検証 |
|---|---|
| 担当機関 | (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 北海道農業研究センター |
| 研究期間 | 2003~2007 |
| 研究担当者 |
武田尚人 山崎武志 西浦明子 富樫研治 |
| 発行年度 | 2005 |
| 要約 | 泌乳曲線平準化を目指した選抜指数上位の種雄牛を選抜した場合、泌乳後期の日乳量の減少が小さくなり、前期と後期の平均日乳量差は小さくなる。また、泌乳持続性の高い牛の供用産次数が長い傾向がある。 |
| キーワード | 泌乳曲線、平準化、改良効果、乳用牛 |
| 背景・ねらい | 泌乳最盛期乳量が高い泌乳曲線をもつ乳牛は、最盛期の栄養要求量が高く放牧など自給飼料だけで要求を満たすことが難しく、また、ストレスにより供用年数の低下につながると言われる。このために、泌乳曲線平準化を目指した選抜指数が開発された。ここでは、2002年1月~2004年8月の乳検データに50頭以上の初産娘牛のデータを持つ種雄牛390頭を用いてその改良効果を検証する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1.表1に見られるように、泌乳曲線平準化を目指した指数が高い種雄牛は、乳量も高い傾向があるが、後期日乳量の減少量や、前期後期の日乳量差が小さい。指数Ⅰと305日乳量の相関は0.48、指数Ⅱと305日乳量は0.28と正の値であり、乳量とともに泌乳持続性の改良が期待できる。 2.305日乳量上位の種雄牛を選抜した場合と較べて、泌乳曲線平準化を目指した選抜指数上位の種雄牛を選抜した場合の改良効果は、泌乳後期の日乳量の減少が小さく(後期回帰係数が大きく)なり、前期と後期の平均日乳量差は小さくなる(表2)。 3.北海道の乳検で、1994年から1998年に初産泌乳記録のある雌牛について、供用産次数の持続性(後期日乳量減少率)に対する回帰係数は、初産で0.57、2産で1.15と有意な値を示しており、泌乳持続性の高い牛の供用産次数が長い傾向がある(表3)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1.選抜指数式は、初産のデータを元に作成したものである。 2.持続性と供用年数の関係は、2産の方が強く、2産記録も含めた複数産次による選抜指数を作成することで、乳生産性と健全性を両立するより有効な改良が期待できる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 図表5 | ![]() |
| カテゴリ | 乳牛 |
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