水稲新奨励品種「コシヒカリ新潟BL11号」の選定

タイトル 水稲新奨励品種「コシヒカリ新潟BL11号」の選定
担当機関 新潟農総研
研究期間 2004~2007
研究担当者 石崎和彦
松井崇晃
名畑越夫
金田 智
本圖明日香
小林和幸
阿部聖一
加藤武司
川上 修
浅井善広
関田茂人
発行年度 2008
要約 水稲「コシヒカリ新潟BL11号」は、いもち病真性抵抗性以外の品種特性が「コシヒカリ」と同質である。「コシヒカリBL」の新たな構成品種とする。
キーワード イネ、いもち病真性抵抗性遺伝子、コシヒカリBL
背景・ねらい 現在、新潟県では「コシヒカリBL」の導入により、いもち病防除回数の削減から環境保全型農業や生産コストの低減、安全・安心な米の供給を推進している。「コシヒカリBL」に新たないもち病真性抵抗性遺伝子を保有する抵抗性品種を加えることで、いもち病の発病抑制効果を維持安定化する。
成果の内容・特徴
  1. 「コシヒカリ新潟BL11号」は、形態、出穂期、成熟期、生育、収量、品質、食味等いもち病真性抵抗性以外の品種特性は「コシヒカリ」または「コシヒカリBL」と同質である(表1、2)。
  2. いもち病真性抵抗性遺伝子型は、Pii と Piz-t を持つと推定され、「コシヒカリBL」品種の中では現在のところ抵抗性品種と位置づけられる。
成果の活用面・留意点
  1. 新潟県で2007年度に奨励品種に指定し、「コシヒカリBL」構成品種の一つとして高標高地(400m以上)を除く県内全域に普及する。
  2. いもち病防除、栽培管理はこれまでの「コシヒカリBL」の考え方に従う。
図表1 218952-1.gif
図表2 218952-2.gif
カテゴリ 病害虫 いもち病 コスト 栽培技術 水稲 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 品種 防除 良食味

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