タイトル | 大豆出芽時の冠水は早期に細胞壁タンパク質群に障害を与える |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 |
研究期間 | 2007~2009 |
研究担当者 |
小松節子 中村卓司 中山則和 山本 亮 島村 聡 藤郷 誠 南條洋平 西澤けいと 小林之人 古川 清 |
発行年度 | 2009 |
要約 | 大豆の出芽時の冠水は根と胚軸の生育を顕著に阻害し、冠水により早期に根の細胞膜および細胞壁のタンパク質群が変動し、特に細胞壁のリグニン合成やリグニン化等に関与するタンパク質群が減少している。 |
キーワード | 大豆、湿害、細胞壁、細胞膜、タンパク質 |
背景・ねらい | わが国の水田転換畑における大豆の栽培では、湿害が発生し生産が不安定となるので、耐湿性大豆品種の開発が重要な課題である。そこで、湿害に関連するタンパク質群の情報を提供し、国産大豆の安定的な生産のための基盤研究に貢献する。本研究では、大豆の出芽期の湿害発生時に影響を受けやすい根と胚軸の細胞壁や細胞膜のタンパク質の変動を明らかにすることにより、湿害を抑制するための分子生物学的知見を得る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 湿害 水田 耐湿性 大豆 播種 品種 |