タイトル | 大麦HINb-2の欠失を判別するDNAマーカーで穀粒硬度が高い系統を選抜できる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2006~2009 |
研究担当者 |
高橋飛鳥 池田達哉 高山敏之 長嶺 敬 柳沢貴司 |
発行年度 | 2009 |
要約 | オオムギ種子タンパク質の1つであるホルドインドリンB2(HINb-2)が欠失した系統は穀粒硬度が高い。この変異を判別するPCR-RFLPマーカーにより育種の初期段階で穀粒硬度が高い系統を判別し、選抜できる。 |
キーワード | オオムギ、穀粒硬度、SKCS、ホルドインドリン、DNAマーカー |
背景・ねらい | オオムギにおいて穀粒硬度は、加工コスト低減のため重要な形質の一つで、SKCS (Single Kernel Characterization System)を用いて測定する。穀粒硬度が低すぎる系統では砕粒率が高くなることが問題になっている。オオムギの種子タンパク質であるホルドインドリン(HIN)はコムギ穀粒硬度に関わるピュロインドリンと相同性を持つが、穀粒硬度へ影響するかどうかは明らかになっていない。そこで、HINをコードする遺伝子(Hina, Hinb-1, Hinb-2)の一つであるHinb-2の塩基配列情報を利用したDNAマーカーを開発して解析を行い、HINとオオムギ穀粒硬度との関係を解明する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 育種 大麦 加工 DNAマーカー 低コスト |