タイトル | トウモロコシ新品種「きみまる」は赤かび病抵抗性が強く、かび毒の濃度も低い |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
魚住 順 芦田倫子 尾張利行 佐藤寛子 荒木利幸 石山 徹 松澤 保 嶝野英子 出口 新 内野 宙 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 飼料用トウモロコシの赤かび病抵抗性とフモニシン濃度には大きな品種間差がみられる。農研機構育成の新品種きみまる(北交72号)は、赤かび病抵抗性が強くフモニシン濃度が顕著に低い。また、他のかび毒に関しても高濃度に蓄積する特性はみられない。 |
キーワード | 赤かび病、かび毒、サイレージ用トウモロコシ、フモニシン |
背景・ねらい | 赤かび病に起因するかび毒は、家畜に対する重要な危害要因である。農林水産省ではいくつかのかび毒について配合飼料における基準値を定めているが、近年、酪農家のトウモロコシサイレージにこれらのかび毒が高頻度に検出され、基準値を超える検体が少なくないことが明らかになってきた。さらに北海道の根釧地域では、当該地域で広く栽培されていた1品種で特に濃度が高かったことから、その販売が中止される事態にも至っている。「きみまる」は東北地域を対象に農研機構が育成したサイレージ用トウモロコシの新品種であるが、品種育成の過程では赤かび病抵抗性やかび毒蓄積特性が十分に評価されていないため、普及に先立ちこれらの特性を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
図表6 | ![]() |
図表7 | ![]() |
図表8 | ![]() |
図表9 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/tarc/2012/170d1_03_21.html |
カテゴリ | 飼料用作物 新品種 抵抗性 とうもろこし トウモロコシサイレージ 乳牛 播種 品種 |