タイトル | 「宮崎もち」の新規穂いもち抵抗性QTL qPbm11は単独で作用する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2011~2013 |
研究担当者 |
石原岳明 生出伸一 江花薫子 La NT 林 敬子 芦澤武人 鈴木文彦 早野由里子 小泉信三 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 日本型水稲品種「宮崎もち」には穂いもち抵抗性に関与する2つのQTL座、qPbm9およびqPbm11がある。qPbm11は、単独で宮崎もちと同程度の抵抗性を示す。穂いもち抵抗性遺伝子Pb1と同じ第11染色体長腕に座乗するが、Pb1とは異なる新規QTLである。 |
キーワード | イネ、いもち病、穂いもち抵抗性、qPbm11 |
背景・ねらい | 水稲抵抗性品種の利用は、最重要病害であるいもち病の防除においても有効である。そのため、持続的な抵抗性品種を育成するため、抵抗性遺伝子の探索・遺伝解析が行われてきた。しかし、その多くは、葉いもち抵抗性であり、収量・品質に直結する穂いもち抵抗性に関する遺伝資源の探索やその遺伝解析は、その形質評価に伴う困難さのために非常に限られている。イネのゲノム研究が進んだ現在でも、育種的な利用が可能な穂いもち抵抗性遺伝子は、既に単離されたPb1のみである。そこで、穂いもち抵抗性遺伝子の品種育成利用および水稲病害への抵抗性の持続的な利用技術開発に資することを目的に、日本型水稲品種「宮崎もち」に見出された穂いもち抵抗性の特性を評価し、関与する遺伝子座を特定する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2013/narc13_s23.html |
カテゴリ | 病害虫 育種 遺伝資源 いもち病 水稲 抵抗性 抵抗性遺伝子 抵抗性品種 品種 防除 |