| タイトル |
2型糖尿病合併症バイオマーカーの同定とその検出方法 |
| 担当機関 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
| 研究期間 |
2011~2013 |
| 研究担当者 |
町田幸子
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| 発行年度 |
2013 |
| 要約 |
糖尿病合併症の危険因子である終末期糖化産物(AGEs)を認識する受容体(RAGE)を固定化したビーズを開発し、新規バイオマーカーの同定と検出法の開発を行った。新規機能性評価手法への発展が期待される。
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| キーワード |
糖尿病合併症、RAGE、バイオマーカー
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| 背景・ねらい |
糖尿病合併症は、「生活の質(QOL)」の著しい低下を招くが、2型糖尿病合併症は食品による予防が可能である。一方、糖尿病合併症の危険因子である終末期糖化産物 (advanced glycation end products: AGEs)は、構造が多様でAGEs様活性を示す分子を広く検出する手法は確立されていない。 そこで、食品の2型糖尿病合併症予防効果を評価する手法の確立、および、新規バイオマーカーの検出を目指し、AGEsを認識する受容体 (Receptor for AGEs: RAGE)を固定したビーズを開発し、その有効性を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- RAGEを固定化したビーズを作製し、2型糖尿病発症マウスの血清と尿から、発症時に特異的なタンパク質を同定する(図1)。
- 血清から同定されたヘモペキシン(HPX)は、ヘム鉄を結合し、その複合体がRAGEに作用し細胞を活性化させる(図2)。
- 尿中から同定されたナプシンA (NP-A)は、高血糖刺激により細胞が障害を受ける前の段階で、近位尿細管上皮細胞からの分泌が亢進する。
- NP-Aは、2型糖尿病合併症のバイオマーカーとして有望である。
- 尿中の微量マーカーであるNP-AがRAGE固定化ビーズの濃縮効果により検出されたことは、RAGE固定化ビーズの微量マーカー検出における有効性を示す。
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| 成果の活用面・留意点 |
- NP-Aは、組織が障害を受け放出される尿中アルブミンと異なり、高血糖などの刺激に反応して分泌量が亢進する可能性がある。そのため、2型糖尿病合併症(特に腎症)の発症前や初期バイオマーカー候補となり得る。
- RAGEビーズを活用することにより、従来法では検出限界以下である微量マーカーの検出手法の開発が期待される。
- 新規バイオマーカーの検出手法が確立されることにより、農林水産物・食品の2型糖尿病合併症予防機能を評価するキットの開発が期待される。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 研究内容 |
http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2013/nfri13_s06.html
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| カテゴリ |
機能性
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