タイトル | 収穫6~3週間前の果実周囲の温度上昇は「新高」のみつ症を助長する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2007~2014 |
研究担当者 |
羽山裕子 中村ゆり 岩谷章生 西本年伸 大谷義夫 |
発行年度 | 2014 |
要約 | ニホンナシ「新高」のみつ症は、収穫6~3週間前(8月後半~9月前半)に果実周囲の空気を約2°C加温すると、発生が増加する。この時期の果実温度の上昇が「新高」のみつ症発生に関与していると考えられる。 |
キーワード | ニホンナシ、生理障害、温度、温暖化 |
背景・ねらい | ニホンナシ「新高」のみつ症は、成熟期に果肉の一部が水浸状となる障害である(図1)。発症部位は褐変しやすく、また症状が進むと果肉崩壊に至るため、発症果の商品性は著しく低下する。「新高」のみつ症は、夏の高温・乾燥年に多発するとされているが、果実温度のみを上昇させた場合にみつ症の発生が増加するかどうかの検証はなされていない。そこで、本研究では、2カ年2箇所(2008年に茨城県と栃木県、2009年に茨城県と熊本県)において、収穫6~3週間前(8月後半~9月前半)に果実周囲の空気を加温し、みつ症発生に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2014/fruit14_s02.html |
カテゴリ | 乾燥 生理障害 |