タイトル | 多収で高リン・低離水率のでん粉を有するばれいしょ新品種候補「北海105号」 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2001~2014 |
研究担当者 |
津田昌吾 小林晃 森元幸 高田明子 田宮誠司 浅野賢治 西中未央 向島信洋 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 「北海105号」はでん粉原料用の主要品種である「コナフブキ」と比較して、でん粉重が多く、精製したでん粉はリン含量が高いが、離水率が低く従来と異なる特徴を持ち、新規用途の開発が期待される。また、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。 |
キーワード | でん粉、多収、高リン含量、低離水率、バレイショ |
背景・ねらい | 北海道におけるバレイショの作付面積は2013年で52,500haあり、このうち16,000ha程度がでん粉原料用で作付面積の約3割を占めている。でん粉原料用の主要品種である「コナフブキ」はジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持っておらず、ジャガイモシストセンチュウの発生面積拡大と密度の増加により近年減収傾向である。このため、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性で多収のでん粉原料用品種の育成が求められている。 また、バレイショのでん粉は水産練り製品に用いられる場合、離水率が低い方が適しているが、主力品種の「コナフブキ」は離水率が高いため、これに代わる低離水率のでん粉品種が求められている。このため、高品質のバレイショでん粉の安定供給を図るため、低離水率のでん粉を含有し、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性で多収のでん粉原料用品種を育成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2014/14_063.html |
カテゴリ | 病害虫 新品種 抵抗性 ばれいしょ 品種 防除 薬剤 |