タイトル | 透湿防水シートはウシの嗜好性を落とさず乾燥圧砕稲わらの屋外保管を可能にする |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2014~2015 |
研究担当者 |
小松篤司 深澤充 東山由美 関矢博幸 杉浦玲 大谷隆二 押部明徳 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 圧砕稲わらの給与はウシのルーメン内pH変動に影響を及ぼさない。また、透湿防水機能を持つシートで乾燥稲わらを被覆保管することにより保管中の温度上昇が抑制され、保管後の圧砕稲わらは嗜好性が高い。 |
キーワード | 圧砕稲わら、透湿防水シート、ウシ、嗜好性 |
背景・ねらい | 寒冷積雪地域では稲収穫時の天候不順のため飼料用の乾燥稲わらを調製することが難しい。そのため、東北農業研究センターでは汎用コンバインを用いた乾燥圧砕稲わら調製体系を確立している(大谷ら 2010年東北農研普及成果情報)。一方、技術の普及のためにはウシに対する給与の妥当性を示す必要がある。また、市販の透湿防水シートを用いて被覆することで屋外保管し、保管中も稲わらを乾燥させることで「圧砕稲わら調製技術」だけでは乾燥に不充分な天候不順地域でも稲わら調製が可能であることを示すことがねらいである。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/tarc/2016/tarc16_s03.html |
カテゴリ | 乾燥 飼料用作物 肉牛 保存・貯蔵 |