タイトル | 「あきづき」のコルク状果肉障害はエテホン散布による熟期促進で低減できる |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2013~2017 |
研究担当者 |
三谷宣仁 羽山裕子 山根崇嘉 井上博道 草塲新之助 |
発行年度 | 2017 |
要約 | ニホンナシ「あきづき」において満開後100日頃にエテホン100ppmを散布することによって平均収穫日が8~9日早まり、コルク状果肉障害の発生個数および発生果率が顕著に低減する。 |
キーワード | ニホンナシ、生理障害、植物生育調節剤 |
背景・ねらい | 農研機構の育成したニホンナシ(Pyrus pyrifolia Nakai)「あきづき」は食味と外観が良好なため普及が進んでいるが、果肉および果皮直下でのコルク状果肉障害の発生(図1)が問題となっている。この障害は大きい果実やジベレリン処理した果実で発生しやすいことが分かっている。一方で同一樹内において熟期の遅い果実で発生が多くなる傾向がみられ、果実の熟期の遅いことも発生を助長する要因の1つであると考えられる(2016年度研究成果情報「ニホンナシ「あきづき」と「王秋」に発生するコルク状果肉障害の特徴」http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2016/nifts16_s12.html)。そこで熟期促進に用いられるエテホンを利用して、果実の成熟を促進することでコルク状果肉障害発生を低減させる技術を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/popular/result030/2017/17_045.html |
カテゴリ | 果肉障害 生理障害 日本なし 品種 良食味 |