タイトル | 筋線維型が異なるシングルファイバー間のトロポミオシンアイソフォームの発現比 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門 |
研究期間 | 2011~2016 |
研究担当者 |
大江美香 尾嶋孝一 中島郁世 千国幸一 柴田昌宏 室谷進 |
発行年度 | 2017 |
要約 | ウシ骨格筋より遅筋型および速筋型のシングルファイバーを単離し、トロポミオシンの各アイソフォーム(TPM-1、TPM-2、TPM-3)の発現量を分析すると、遅筋型筋線維ではTPM-2およびTPM-3が、速筋型筋線維ではTPM-1およびTPM-2が発現する。 |
キーワード | 筋線維型、ウシ、トロポミオシン、シングルファイバー、アイソフォーム |
背景・ねらい | 骨格筋は筋線維とよばれる細長い細胞が束になった組織である。ウシ骨格筋の筋線維には、1種類の遅筋型と2種類の速筋型が存在する。筋線維型は食肉の色調、風味およびテクスチャーなどの品質と関連することから、筋線維型間で構成タンパク質にどのような違いがあるかを明らかにすることは食肉の品質を改善する上で重要である。トロポミオシン(TPM)は骨格筋の収縮時にアクチンとミオシンの相互作用を制御する調節タンパク質である。TPMには3種類のアイソフォーム(TPM-1、TPM-2、TPM-3)が存在する。本研究では、異なる筋線維型間でこれら3種類のアイソフォームがどのような分布をしているのかを、シングルファイバー(1本の筋線維)レベルで明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nilgs/2017/nilgs17_s02.html |
カテゴリ | 豚 |