タイトル | 非破壊でリンゴの内部褐変発生を予測する技術 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 食品研究部門 |
研究期間 | 2015~2018 |
研究担当者 |
蔦瑞樹 池羽田晶文 葛西智 和田有史 松原和也 吉村正俊 |
発行年度 | 2018 |
要約 | リンゴ用の選果機で取得した可視-近赤外分光スペクトルに基づき、スペクトル取得1ヶ月後に当該個体に内部褐変が発生するか否かを予測する技術である。同選果機は全国の選果場に導入されているため、アルゴリズムの導入のみで容易に現場実装できる。 |
キーワード | リンゴ、内部褐変、可視-近赤外分光法、機械学習、統計解析、将来予測 |
背景・ねらい | 春から夏にかけて流通するリンゴは、4月頃に非破壊内部品質センサ(選果機)によって糖度、酸度、内部褐変の有無などが調査される。その後冷蔵庫に保管され、市場の需給状況に応じて随時出荷される。そのため、選果と消費者の喫食の間に時間的なギャップが生じ、「内部褐変なし」と判定された個体でも、その後内部褐変が発生して消費者のクレーム対象になる事例が起こっている。また、大量のリンゴを扱う流通現場では、出荷毎に選果を行うのは現実的ではない。青森県産業技術センターりんご研究所によれば、県の年間出荷額約570億円に対し、内部褐変が多発する年では損失が約80億円に達すると試算されており、選果後の「将来」に内部褐変が発生するかどうかを予測する技術の開発が求められている。そこで本研究では、選果機でリンゴの可視-近赤外分光スペクトルに基づき、スペクトル取得後に内部褐変が発生するか否かを予測する技術を開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nfri/2018/nfri18_s11.html |
カテゴリ | 出荷調整 内部褐変 品種 りんご |