タイトル | ニホングリ在来品種「奴」の易渋皮剥皮性は「ぽろたん」と同様に劣性主働遺伝子支配である |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2004~2018 |
研究担当者 |
髙田教臣 山田昌彦 西尾聡悟 加藤秀憲 澤村豊 佐藤明彦 尾上典之 齋藤寿広 |
発行年度 | 2018 |
要約 | ニホングリ在来品種「奴(やっこ)」は「ぽろたん」と同程度の易渋皮剥皮性を有しており、「ぽろたん」と同一遺伝子座の劣性主働遺伝子に支配される。その易剥皮性遺伝子は「ぽろたん」と異なるか、古い共通祖先に由来すると考えられる。 |
キーワード | ニホングリ、渋皮剥皮性、HOP法、「ぽろたん」 |
背景・ねらい | 従来、ニホングリは渋皮がむきにくい種であるとされているが、新品種「ぽろたん」および「ぽろすけ」はニホングリでありながら、鬼皮に傷を入れて加熱すると渋皮がむきやすいという画期的な特長を持っており、この形質は劣性の主働遺伝子によって支配されていることが明らかとなっている。易渋皮剥皮性品種育成に利用可能な品種・系統は、この遺伝子を持つ「ぽろたん」およびその血縁関係に限られており、これらを用いた交雑を続けることで近交弱勢が生じることが危惧される。そこで、本研究では易渋皮剥皮性の品種育成に利用可能な育種素材を探索するとともに、育種素材の遺伝様式を明らかにすることを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2018/nifts18_s06.html |
カテゴリ | 育種 くり 新品種 品種 |