摘要 カンキツソローシス病は、海外で被害の大きなウイルス病として知られている。わが国のカンキツ(ユーレカレモン)に見いだされた類似症状について病原体の探索、検定法の開発を行った。罹病カンキツ組織を接...
摘要 被害の大きいウイルス病として諸外国で報告されているソローシス病に類似した接ぎ木伝染性病害がユーレカレモンに発生した。その病原体を探索するために、葉に退緑斑紋症状を示すカンキツ新梢を接種源として...
カンキツタターリーフウイルスの系統分化と抗体の作製(196)
摘要 カンキツタターリーフウイルスの各系統をキノアに接種し増殖させた。各系統のキノアでの反応には病徴の強弱が見られた。これら各系統をラスクシトレンジに戻し接種したところ、やはり病徴の強弱が見られた。...
常緑果樹のインビトロ系におけるウイルス無毒化及び保存法の確立(106)
摘要 導入系統のウイルス無毒化を簡易に行うため、培養した茎頂を熱処理または薬剤処理によって無毒化する可能性を検討した。丹生系ウンシュウ由来のカンキツタターリーフウイルスを接種したラフレモンの単一茎頂...
リンゴステムグルービングウイルスの抗血清を用いたFab2間接ELISAによるカンキツタターリーフウイルスの検出
摘要 リンゴステムグルービングウイルス(ASGV)はカンキツタターリーフウイルス(CTLV)と遠い血清学的関係が近年認められた。ASGVのFab2を用いる間接ELISAによりCTLVの検出を試みた。...