地球温暖化に対応した新たな高付加価値果実の開発 1)温暖化の影響を受けにくく、優良な形質を持つカンキツ新品種の育成
摘要 「はれひめ」×「吉田ポンカン」および「はれひめ」×「黄金柑」等の雑種後代160系統について、簡易調査を実施した。
摘要 目的:天草地域特産果樹(カンキツ、ビワ)の主要品種の基礎データの収集を行い、生産対策に生かす。また、ポンカンの植調剤を使用した摘果省力化技術やヒリュウ台「河内晩柑」の実態特性の把握と肥培方法を...
摘要 天草地域では、温暖な気候を活用して、「河内晩柑」、ポンカンなどの中晩柑類が栽培され、特産カンキツとして定着しているが、経営規模が小さく、生産者の高齢化などから基盤整備や改植更新が進みにくく、既...
摘要 目的:カンキツ新品種の育成、系統適応性検定試験を行う。、成果:①‘きゅうき’の特性調査結果を取りまとめ、品種特性と栽培上の注意点を記した生産者向けパンフレットを作成した。、②‘清見’に‘中野3号ポンカ...
かいよう病抵抗性を付与した省力栽培が可能で良食味のカンキツ系統の効率的育成
摘要 かいよう病接種検定法の検討と抵抗性の評価について、これまで解析対象としてきた「はれひめ」×吉田ポンカンの交雑集団(HYP集団)を用いて、カンキツかいよう病菌を噴霧接種した場合と付傷接種した場合の...
摘要 目的:カンキツ新品種の育成、系統適応性検定試験を行う。、成果:①果樹試験場で育成したウンシュウミカン新系統‘YN26’は‘ゆら早生’よりも早熟であることを確認した。特性調査データを基に、「温州ミカン新...
柑橘類摂取による認知症予防に向けての基礎研究(ノビレチン高含有の柑橘果皮食品の開発)
摘要 安全性が確認された太田ポンカン果皮を含む加工食品(カステラ、食パン)を試作し、試作した加工食品中の3種のフラボノイド化合物を分析したところ、作製過程においてフラボノイド化合物が分解することはほ...
摘要 目的:カンキツ新品種の育成、系統適応性検定試験を行う。 、成果:1)浮皮しにくく食味の良い中生ミカン優良系統として出願公表された‘きゅうき’は、H25年も浮皮発生は少なく食味も安定していた。2)年内ある...
摘要 DNAマーカーを用いたニホンナシやカンキツの高精度遺伝子の地図を構築に関しては、a) ニホンナシ「豊水」の塩基配列情報を基に、4塩基、5塩基もしくは10~14塩基モチーフを持つ120種類の新規SSRマーカーを開...
ミカン果皮抗認知症成分の肝・小腸薬物代謝酵素活性への影響からみたそれら成分の安全性評価系の開発
摘要 ラットに対する太田ポンカン抽出物(ノビレチン含有)投与により、肝CYP1AおよびCYP3A酵素の誘導が、有益作用が期待される用量において認められた。また、ヒトCYP1AおよびCYP3A誘導試験用肝培養細胞株を用い...
認知症に対するノビレチンの医学的安全性ならびに有用性に関する研究
摘要 国立長寿医療研究センター倫理委員会で承認されたプロトコールに従い、アルツハイマー病患者を対象とした太田ポンカン果皮濃縮エキスの効果確認試験を開始した。
柑橘系果皮の有効成分の抽出方法検討および最適化、製造工程による活性の最適化
摘要 ヒト効果確認試験用に、太田ポンカン果皮を熱水抽出しカラム濃縮を行い、太田ポンカン果皮濃縮エキス粉末を調製するとともに、その糖衣錠を作製した。
摘要 かんきつ中間母本農6号はノビレチン含有量が高く、太田ぽんかんの代替となりうると考えられた。ノビレチン含有量を多く含む果皮の確保には効率性、経済性の面からさらに検討する必要があると思われた。
柑橘類摂取による認知症予防に向けての基礎研究(ノビレチン高含有の柑橘果皮食品の開発)
摘要 認知症予防に向けた太田ポンカン果皮乾燥粉末を用いた加工食品の開発を目指し、太田ポンカン果皮乾燥粉末の入ったサブレ、カステラ、食パン等、数種類の加工食品を試作し、形状、臭い、味覚等を検討した。ま...
摘要 新たな需要創出のため,暖地に適した中晩柑オリジナル品種や極早生温州,ポンカン,「大将季」等の着色系及び早熟性品種を育成した。
ノビレチン等ポリメトキシフラボノイド含有量が高いカンキツ品種の選抜と新品種の育成および認知症機能を活用した製品化に向けた原料素材の開発
摘要 製品化に向けた原料素材の開発とヒト臨床試験用試料材料の調達のため「太田ポンカン」の乾燥果皮作成方法および各種粉砕機による粉化程度について比較検討した。ノビレチン高含有新品種の育成については、放...
培養細胞・実験動物による柑橘類果皮と抗認知症成分ノビレチンの毒性試験
摘要 昨年度に引き続き、太田ポンカン果皮濃縮エキス粉末についての非臨床試験を実施した。すなわち、遺伝毒性試験(微生物を用いる突然変異試験、ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験、マウスを用いる小核試験...
ミカン果皮抗認知症成分の肝・小腸薬物代謝酵素活性への影響からみたそれら成分の安全性評価系の開発
摘要 柑橘類果皮抗認知症成分の臨床応用のためには、それら成分が認知症治療薬を含めた併用薬剤の薬効に対してどのような影響をもたらすかを予め理解しておく必要がある。そこで、太田ポンカン果皮濃縮エキスを7...
かいよう病抵抗性を付与した省力栽培が可能で良食味のカンキツ系統の効率的育成
摘要 かいよう病抵抗性素材(ポンカン)の分離集団173個体を対象に抵抗性の簡易評価法を確立し、抵抗性検定のための材料を育成した。 交雑集団の高精度連鎖地図(約1,000マーカー)開発を目的に、上記の集団を対象にS...
摘要 ノビレチン含有が高い太田ポンカンを調達することは、産地である静岡市清水での供給が容易であるが、「洗浄・剥皮工程の専門業者がないことから、その工程の実施には多くの経費を要する」「剥皮後の果肉の利...