Ⅲ 安全・安心を確保するための技術開発 1 病害虫の診断同定及び発生生態の解明に基づく予察・防除技術の確立
摘要 目的:(1)迅速・確実な診断・同定技術の開発及び病害虫の発生生態に基づく効果的な防除技術を開発する。 (2)病害虫の発生の動向を把握する基準とするための県予察ほ場を設置して調査し、病害虫発生予察法の改...
広域連携型農業研究開発事業 (2)我が国の輸出に有利な国際検疫処理基準の確立、実証
摘要 目的:国産果実の輸出促進に向けた相手国との検疫条件協議の迅速化のため、相手国が侵入を警戒する有害動植物について、検疫措置のデータを蓄積し、国際基準として提案できる検疫処理技術を確立する。 成果...
摘要 目的:かんきつ及び落葉果樹の主要な病害虫について発生生態、被害解析の試験を進め、効率的な防除対策を確立する。 成果:かんきつのそうか病、果実腐敗病、かいよう病、ミカンサビダニ、クワノミハムシ、...
埋め込み式根域制限栽培技術を活用した温州ミカン超省力栽培法の開発
摘要 目的:埋め込み式根域制限栽培による品質向上効果やコンパクトな樹体になる特徴を活かし、シートマルチ被覆や防除等の労働負荷を大幅に軽減する栽培法を開発する。 成果:温州ミカンの超省力栽培法における...
摘要 <目的> 新たな防除暦作成に向けて、作物残留試験を実施するとともに、今後、作物残留試験を行わなくてもEUの残留基準値に適合する薬剤の選定を可能とするため、残留濃度推定手法を確立する。 <研究内容...
摘要 目的:生産現場で問題となっている難防除病害虫の対策技術を開発する。 成果:①佐賀果試35号のICボルドーを基軸とした防除体系について、3年生の無病苗ではかいよう病の発生を認めなかった。 ②ハウスモモ、...
摘要 施設「不知火」において、果実果頂部側に微小黒点を生じる汚れ果症により、商品価値が低下し問題となっているものの、病原菌の菌の分離や再接種ができず、確認されていない。被害実態の調査と要因の解明、薬...
摘要 目的:カンキツ、ナシ、ブドウ等の主要病害虫の防除薬剤の探索と実用化試験及び発生状況の把握 成果:防除体系に活用、病害虫の発生状況を把握
摘要 目的:愛媛果試第28号(紅まどんな)などで問題となっているカンキツかいよう病について、銅剤を主体とした年間防除技術を確立する。 成果:各種銅剤の防除効果が比較できた。銅剤とマンゼブ剤との混用散布...
防除指導関係 4) 総合的病害虫管理のための個別管理技術確立
摘要 製造中止となるカイガラムシ類特効薬のスプラサイド水和剤・乳剤のカンキツにおける代替剤の検討を行うため、トランスフォームフロアブルとダーズバンDFを取り入れた体系防除試験を実施した結果、効果が認め...
摘要 10剤の殺菌剤についてカンキツ、モモ、カキ、キウイフルーツにおける防除効果と薬害を検討した結果、カキのうどんこ病の1剤とキウイフルーツ果実軟腐病の1剤で効果が低く実用性はないと判断したが、その他...
摘要 温暖化に伴い前進化しているカンキツかいよう病やサビダニ,また貯蔵中のスダチ果実に発生する新病害のフザリウム軸腐病(仮)の防除を図るため,病害の感染経路や時期を明らかにし,防除対策を確立する。
農薬散布用ドローンを活用した効率的・省力的防除技術体系の確立
摘要 目的:農薬散布用ドローンを用い、カンキツ栽培での省力防除技術体系を確立することで、若手農業者や法人による営農面積の拡大や、法人による防除受託などを可能とし、産地の維持に寄与する。 成果:①ドロー...
摘要 【目的】 森林や特用林産物の栽培地で新たな病害虫の発生が増加しているが、発生消長や生態等が全く不明なものもあり、防除技術の確立を図るため、生態解明等の基礎研究を行う。 【成果】 ①現地調査およびLA...
傾斜地用農薬散布ドローンの開発と防除技術の確立(ドローンやセンシング技術を活用した果樹の病害虫防除管理効率化技術の開発)
摘要 目的:ウンシュウミカンに対して農薬散布用ドローンで濃厚少量散布できる薬剤が少ないため、既存の登録農薬から濃厚散布できる薬剤を選抜する。 成果:①そうか病に対するジチアノン水和剤のドローンによる濃...
摘要 目的:ウンシュウミカンの主要病害である黒点病とかいよう病について、集中豪雨が頻発する条件下でも効果的な防除対策を確立する。 成果:①黒点病防除におけるパラフィン系展着剤を加用したジマンダイセン水...
摘要 目的:害虫の薬剤感受性を把握し効果的な薬剤の使用体系を確立する。また、抵抗性害虫を農薬以外で管理する技術を開発する。 成果: ・苗木および果樹生産圃場におけるミカンハダニの薬剤感受性を把握し、防...
宮崎特産柑橘の次代に対応した栽培技術開発 1)輸出・貯蔵に適した栽培技術の開発 2)キンカンの温暖化に対応した栽培技術の開発 3)日向夏の省力・高品質安定生産技術の開発
摘要 キンカンの台湾輸出向け試験については、早期型・完熟型ともに、前年度に残留しやすいと疑われた薬剤の残留確認試験を行い、輸出向け暦作成に向けた知見を得ることができた。 今回実施した防除体系では...
摘要 目的:カンキツ、ナシ、ブドウ等の主要病害虫の防除薬剤の探索と実用化試験及び発生状況の把握 成果:防除体系に活用、病害虫の発生状況を把握