摘要 湿田での飼料用麦類栽培技術の開発のため、耐湿性の高いエンバクを用い、オオムギとの収量性を熊本県八代市の現地実証試験で比較した。その結果、エンバク(九州14号)の乾物収量は439kg/10aで、オオムギ(...
摘要 生育後期の湛水では大麦の茎葉乾重および地上部乾重は有意に低下したが燕麦では湛水処理による有意な影響は無く、大麦と比較し耐湿性が高いことが示された。 10月播種では、モリブデン処理で湛水時の苗立ち...
摘要 1)麦類等の冬作では出芽は湿害の影響を受けるが、初期生育時は低温のため成長が緩慢であり、大きな影響は受けにくいことが示された。夏作では大麦よりも燕麦の耐湿性が高いことが示された。 2)多湿な圃...
摘要 1)出芽時の耐湿性はイタリアンライグラスが最も高く、次いで燕麦が高いことを明らかにした。2)土壌水分が0.6g/cm3を超えると土壌の酸素消失や還元進行が確認された。