摘要 目的:県内での栽培に適し、輸出用及び業務用途として栽培可能な多収品種を育成する。 成果:昨年度選抜した2組合せ32系統から、収量・整粒歩合・食味等に優れる6系統を選抜した。
摘要 水稲早生基幹品種となった新品種「てんたかく81」の特性に適合した窒素溶出パターンの肥効調節型基肥(Jコート)が使用できることを確認した。
摘要 毎年、同一耕種条件で水稲を栽培し、気象変動が生育、収量並びに品質に及ぼす影響を調査して水稲栽培研究等の基礎資料とする。品種は「コシヒカリ」を供試した。
Ⅴ地域資源を活用した地域特産品目の栽培技術の開発 4気象変動に対応できる佐渡米の高位安定生産技術の確立 1高品質・良食味米の安定生産 (1)気象感応調査による気象条件と水稲生育量との関係解明
摘要 目的:気象の推移と水稲の生育経過の関係を把握し、関係機関に情報提供するとともに作柄判定の資料とする。 成果:出穂直後の高温下での登熟を避け白未熟粒の発生は少なかったが、温帯低気圧通過による暴風...
摘要 目的:生産者のニーズが多様化する中、病害虫の発生様相の変化に伴い新たな病害虫の顕在化も懸念され、従来型の病害虫防除技術だけでは対応が難しくなってきている。そのため、品種や栽培方式毎の病害虫発生...
摘要 目的:水稲の高温耐性新品種育成を加速化させるための高速世代促進技術を開発する。 成果:温室内における交配親の養成条件として、床土窒素成分は0.04%が適当で、ポット容量は10.5㎝が妥当と考えられた。...
摘要 目的:新潟県農業の特徴は、稲作を中心とする土地利用型農業である。新潟県の稲作が今後とも産地間競争に打ち勝つためには、全国に先駆けて商品性の高い新たな品種を開発し、実用化することが極めて重要であ...
摘要 県オリジナル水稲品種「福笑い」の収量、品質の向上を図るため、収量55~60kg/aを目標とした幼穂形成期のNDVI値による生育指標値を作成した【普及成果4】。 供試した「全農20-01」、「全農20-02」、「...
摘要 ・水稲では、農業研究所内の圃場で2作期(4月下旬移植、5月中旬移植)で試験を実施し、有望な「と系1764」に「富山100号」の地方番号を付与した。 ・大豆及び大麦は、有望な系統がなかった。
摘要 目的:本県の気象条件に適した良質・良食味で栽培特性の優れる水稲品種を育成する。 成果:早生の有望系統「生研153号」は多肥区で倒伏したため育成打ち切りとした。晩生の有望系統「生研152号」は収量が対...
摘要 目的:育成初期における高温登熟耐性の選抜手法を確立する。この手法を活用し、高温登熟耐性に優れる品種を育成する。 成果:温室を利用した高温登熟耐性評価には、5月上旬播種が適することを明らかにした...
水稲経営体の規模拡大に寄与する気候変動に適応した極早生多収品種の育成
摘要 目的:極早生を含む早生熟期と多収性を両立するための要因を解明して関連するDNAマーカーを開発し、ドローン等を用いた多収性個体評価法も開発し、これらを用いて効率的に極早生多収系統の選抜・育成を行う...
夏季高温に適応した水稲品種「にじのきらめき」の高温安定多収栽培方法の確立
摘要 目的:「にじのきらめき」の収量・品質を安定的に確保するための栽培管理方法(浸種・育苗~収穫まで)の解明及びイネ縞葉枯病・斑点米カメムシ等の総合的な防除対策を確立する。 成果:「にじのきらめき」...
1稲・麦・大豆の新品種の育成と選定 (2)水稲の優良品種の選定
摘要 目的:水稲の系統(うるち、もち、酒米、飼料用イネなど)について予備調査、本調査及び現地調査を実施し、奨励品種候補を選定する。 成果:水稲奨励品種選定調査の本調査では、早生粳「栃木IL32号」は打ち...
4生育診断・予測技術の確立 (1)水稲の品質向上のための生育診断・予測技術の確立
摘要 目的:マルチスペクトルカメラ搭載ドローンによる生育診断・予測技術の確立する。「とちぎの星」の収穫適期を明らかにする。全量基肥栽培における追肥技術を確立する。 成果:コシヒカリ、とちぎの星とも生...
11バイオテクノロジー利用による効率的育種手法の開発 (2)とちぎブランド農作物保護のための品種識別法の確立
摘要 目的:いちご、水稲、なしの新品種を識別できるDNAマーカーを整備し、迅速に保護対策がとれるようにする。 成果:いちご品種育成へ活用するため、本県でいちご品種識別に利用しているDNAマーカーデータを用い...
主要農作物の品種育成 1 奨励品種決定調査 2 主要農作物品種育成
摘要 水稲及び麦類について本県に適する多収・良質・良食味品種を選定し、稲・麦作の良質安定化を図ると共に、強稈・多収・良質で本県に適する大豆の優良品種を選定する。
摘要 大規模主穀作経営体がさらなる経営面積拡大に対応できる品種育成を加速化するため、熟期に関する新たな遺伝子診断技術の確立と有望な母本の選定を行う。