摘要 11年度は,耐裂果性スイカ‘久留米1号’,‘久留米2号’及び‘久留米交1号’の2年目の特性検定試験を行った.耐裂果性,果実品質を総合的に考慮し,‘久留米1号’は対照の‘紅こだま’並み,‘久留米2号’及び‘久...
摘要 沖縄の農業振興を図るため当研究室が開発した軟X線利用による種なしスイカ作出技術の実用性を検討し、普及を図る。11年度は種なしスイカ作出技術の沖縄における適応性評価及びシイナ除去のための適作期選...
摘要 軟X線で不活化した花粉を授粉することで種なしスイカが得られることを明らかにした。有効照射線量は600~2000Gyで、実用的線量は800Gyと考えられた。果実品質は普通の2倍性スイカと大差がな...
摘要 9年度は耐裂果性スイカ選抜系統の中から果実品質が優良な3系統を選定し、それぞれ久留米1号、同2号及び久留米交1号と命名した。10年度はこれら3系統を特性検定・系統適応性検定試験に供試し、一年目...
摘要 軟X線を利用して2倍性普通スイカを種なしにすることに成功した。種なし化に有効な軟X線照射量は800~2000Gyの範囲で、これ以下では稔実種子が残り、またこれ以上では着果しなかった。種なしスイ...
摘要 耐裂果性系統の半促成作型と抑制作型における適応性を検討した。‘久留米1号’、‘久留米2号’及び‘久留米交1号’の果皮硬度は、対照品種の‘紅こだま’、‘マダーボール’に比べて2倍以上の硬さであった。果実の...
摘要 耐裂果性育成系統の半促成栽培での適応性を検討した。その結果、‘CW94-7’は果皮が硬く、衝撃に対する抵抗性は備えていると考えられたが、圃場裂果、切断裂果が認められ、また果実が小玉スイカの割には...
摘要 耐裂果性小玉スイカ育成系統の固定化を進めるとともに、固定系統を用いてF1を作成し、固定系統およびF1の半促成および抑制栽培における適応性を検討した。その結果、固定系統のうちの‘CW94-7’は対...