摘要 地域で問題となっている病害虫について化学農薬の使用を抑えるIPMに基づいた,防除技術の組み合わせによる防除体系を確立する(イチゴ,カンショ,ナシ)。また,登録農薬の少ない本県特産作物を対象に,...
サクラ・モモ・ウメ等バラ科樹木を加害する外来種クビアカツヤカミキリの防除法の開発
摘要 クビアカツヤカミキリに対して,モモの園地における総合的病害虫管理(IPM)を確立する。具体的には,園地で利用可能な化学・生物農薬をリストアップし,その有効な防除体系を考案することを目標とする。
地域農産物農薬安全使用推進事業 1)オリーブの薬効・薬害試験
摘要 ピーコックリーフスポットに対する6剤(ICボルドー、クプロシールド、アミスター10フロアブル、セイビアーフロアブル、ペンコゼブ水和剤、トップジンM水和剤)の防除効果を確認した結果、ICボルドーとクプロ...
地域農産物農薬安全使用推進事業 2)パセリの薬効・薬害試験・残留試験
摘要 疫病に対するランマンフロアブル(2,000倍散布)の防除効果を確認した結果、効果が認められた。薬害は認められなかった。 ランマンフロアブル(シアゾファミド9.4%[基準値未設定]を2,000倍3回散布し、最...
地域農産物農薬安全使用推進事業 3)モロヘイヤの薬効・薬害試験・残留試験
摘要 アザミウマ類に対してディアナSC(2,500倍散布)、スタークル粒剤(2g/株)の防除効果を確認したところ、効果が認められた。薬害は認められなかった。ディアナSC(スピネトラム11.7%[基準値8ppm])を2,500倍...
地域農産物農薬安全使用推進事業 4)モロヘイヤの薬効・薬害試験・残留試験
摘要 細菌性病害に対する銅剤4種類(ドイツボルドーA、コサイド3000、ジーファイン水和剤、 クプロシールド)防除効果を確認したところ、ジーファイン水和剤、クプロシールドの効果が認められた。薬害は認められ...
地域農産物農薬安全使用推進事業 5)ラナンキュラスのペンコゼブ水和剤薬効・薬害試験
摘要 株枯病に対するペンコゼブ水和剤(200倍塊根浸漬)の防除効果を確認したところ、判然としなかった。薬害は認められなかった。
地域農産物農薬安全使用推進事業 6)ナバナのスターナ水和剤薬効・薬害試験
摘要 軟腐病に対するスターナ水和剤(2,000倍散布)の防除効果を確認したところ、効果が認められた。薬害は認められなかった。
Ⅰ-3 状況変化に対応し、生産力を支える研究の推進 [11] 高品質安定生産をめざした病害虫・雑草管理技術の確立 2 農薬適正使用技術の確立 (1)主要病害虫に対する新農薬の効果検定と実用性評価
摘要 県内で問題となる重要病害虫防除のため、新農薬の登録拡大に向けた効果検定、実用性評価を殺菌剤17剤(6作物)、殺虫剤11剤(6作物)で実施した(複数濃度試験あり)。その結果、「実用性高い」判定9剤...
地域農産物農薬安全使用推進事業 8)ラナンキュラスのカセット水和剤薬効・薬害試験
摘要 腐敗病に対するカセット水和剤(1,000倍散布)の防除効果を確認したところ、効果が認められた。薬害は認められなかった。
地域農産物農薬安全使用推進事業 9)ラナンキュラスのペンコゼブ水和剤薬効・薬害試験
摘要 株枯病に対するペンコゼブ水和剤(600倍塊根浸漬)の防除効果を確認したところ、判然としなかった。薬害は認められなかった。
地域農産物農薬安全使用推進事業 12)ビワのマラソン乳剤薬効・薬害試験
摘要 ビワキジラミに対するマラソン乳剤(2,000倍散布)の防除効果を確認したところ、効果が認められた。薬害は認められなかった。
地域農産物農薬安全使用推進事業 13) オリーブの薬効・薬害試験
摘要 オリーブのクワシロカイガラムシに対するトランスフォームフロアブル2000倍散布区での補正密度指数は3.4であり、無散布区に比べて高い防除効果が認められ、薬害は認められなかった。 オリーブアナアキゾウム...
16.農薬適正使用総合啓発推進事業 3) 「パセリ」と「ロメインレタス」における農薬適正使用推進
摘要 パセリとロメインレタスの生産者を対象に農薬使用の実態調査を行った結果、農薬の使用は安全かつ適正であった。また、病害虫の発生状況を調査し、パセリは防除暦作成の根拠資料を得ることができ、ロメインレ...
ドローンによる青ネギの病害虫防除技術の検討 2) 農薬付着量の検討
摘要 ジノテフラン液剤を用いて、生育ステージ別(生育初期、中期、収穫期)に薬剤散布し、残留分析により植物体への薬剤付着量を調査した。生育初期の散布では、慣行散布に比べドローン散布での薬剤付着量が顕著...
摘要 県内のミニトマト栽培施設において、タバコカスミカメの導入により、化学農薬の使用を低減しつつ、コナジラミ類への防除効果を確認した。 薬剤感受性簡易検定キットを用い、いちごのヒラズハナアザミウマに...
総合防除のための個別管理技術確立 1) 土着天敵タバコカスミカメを活用したコナジラミ類、アザミウマ類の増殖抑制技術の確立 (2) コナジラミ類に対する防除効果の検討
摘要 コナジラミ類の防除効果については、天敵導入区で慣行防除区と比較してタバココナジラミの成・幼虫数を低密度に抑え、また化学農薬の使用剤数についても慣行防除区の1/3にできたことから、タバコカスミカメ...
摘要 病害虫防除員37名(普通作8名、果樹8名、野菜・花17名、特殊調査4名)を設置し、対象となる病害虫の発生状況報告を受けた他、防除指導および農薬安全適正使用の推進を行った。また、病害虫防除員研修を5月に...