b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発

課題名 b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発
課題番号 2008010684
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品安全研究領域
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品素材科学研究領域
協力分担関係 茨城県農業総合センター
全農茨城
京都大学
近畿大学
東京都立産業技術研究センター
中国学園大学
農林水産消費安全技術センター
新潟大学
研究期間 2006-2010
年度 2008
摘要 1)外食産業において農産物・食品の生産情報を表示するための基幹システムを開発した。このシステムでは、食材の供給者が物流情報に基づき産地情報を入力することにより、外食産業の店舗で産地情報を印刷することができる。このシステムとSEICAを連動させると、産地情報の入力の簡略化が図られるとともに、生産情報・生産者紹介も店舗にて入手可能となる。2)ユビキタス情報を利用した食品情報交流サイトとして、エゴチャットシステムを活用した「食品クイズサイト」、「食品害虫サイト」、「バイオ燃料変換技術サイト」を構築するとともに、「トランス脂肪酸サイト」では双方向機能として質問・回答機能を付加した。3)微量元素組成によるかぼちゃの産地判別技術を開発するため、P、K、Ca、Ni、Zn、Rb、Sr、Mo、Baの含量を指標に、線形判別分析を用いて、日本産とメキシコ産、日本産とニュージーランド産を、それぞれ89%および87%の高い的中率で判別できるモデルを構築するとともに、本モデルを用いた判別方法をマニュアル化した。また、同品種・同産年の国産米について都道府県の2群判別の指標となる元素はB、Ba、Ca、K、Rb、Sr、Znであることを明らかにした。4)いもち病抵抗性遺伝子に関連するDNAマーカーとして、新たにPib、Pi37(S13)に対するRAPD-STSマーカーを開発した。既に得られているマーカーと合わせた6種のいもち病抵抗性遺伝子のマーカーを用いることにより、韓国産主要7品種を相互に判別できるようになった。5)アルキルシクロブタノン類を活用した照射食品の検知技術の開発に向けて、照射鶏肉における2-アルキルシクロブタノンの生成量には、ガンマ線と電子線の線質の違いは影響しないことを明らかにした。6)光ルミネッセンス(PSL)計測による照射食品検知技術の開発に向けて、コリアンダーを用いて標準試料の作製方法を検討し、標準試料を作製する際は小袋に入れてから照射する方が良いことを明らかにした。また、測定機器が異なると再現性が得られないため、機器毎に補正する必要があることを明らかにした。
カテゴリ いもち病 害虫 かぼちゃ コリアンダー DNAマーカー 抵抗性遺伝子 品種

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