i.食品残さや農産副産物等の利用拡大と健康な家畜生産のための飼料調製、利用技術の開発

課題名 i.食品残さや農産副産物等の利用拡大と健康な家畜生産のための飼料調製、利用技術の開発
課題番号 2009013858
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,機能性飼料研究チーム
協力分担関係 日本大学
宮崎大学
名古屋大学
日本ハム
三重大学生物資源学部
松屋フーズ
家畜改良センター
日本農業研究所
研究期間 2006-2010
年度 2009
摘要 1)食品残さや農産副産物等の飼料としての利用拡大を図るため、20年度までに食品残さ等の飼料調製技術や調製された飼料の栄養価に関する評価を行ってきた。そして21年度は製造副産物のような単味のものや、多様な食品残さであっても類型化して分別を行うことで成分変動を一定以内に抑えたものについて飼料成分のデータベース化を図り、飼養標準のデータと組合すことで、豚用の高品質なエコフィードの調製を支援するための飼料設計プログラムを作成した。2)機能性成分を含む飼料資源の特性解析の一環として、アントシアニンを高含有する紫イネサイレージの羊への給与試験を行い、血中の抗酸化指標であるSOD活性が高まることを解明した。3)抗菌性飼料添加物の利用を低減する飼養管理技術開発に向けたプロバイオティック乳酸菌の機能解析のため、子豚用飼料に乳酸菌Lactobacillus plantarum LQ80を添加して調製した発酵リキッド飼料を離乳子豚に給与する試験を行い、抗菌性飼料添加物の有無に関わらず子豚用乾燥飼料を給与した子豚に比べ、腸内細菌の多様性が増加することを解明した。このことにより腸内での病原菌の排除が促進され、消化管の健全性が高まることが期待される。
カテゴリ 乾燥 機能性成分 飼育技術 飼料設計 データベース

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