b.省力・機械化適性、加工適性、病害虫抵抗性を有する食品用大豆品種の育成と品質安定化技術の開発

課題名 b.省力・機械化適性、加工適性、病害虫抵抗性を有する食品用大豆品種の育成と品質安定化技術の開発
課題番号 2010014828
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,作物研,大豆育種研究チーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,東北研,大豆育種研究東北サブチーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,大豆育種研究近中四サブチーム
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,大豆育種研究九州サブチーム
協力分担関係 北海道立十勝農業試験場
北海道立中央農業試験場
近畿大学
長野県中信農業試験場
山口県立大学
山口大学
研究期間 2006-2010
年度 2010
摘要 コンバイン収穫適性に優れ、たんぱく質含量43%以上で豆腐用途に適した品種育成については、1)寒冷地における「リュウホウ」並以上の早熟性と耐倒伏性および病害虫抵抗性品種の育成について、「東北162号」が「リュウホウ」と成熟期、耐倒伏性がほぼ同等で収量がより高い特性を示すことを明らかにした。2)温暖地および暖地での機械化適性品種の育成については、成熟期が同等の「サチユタカ」を上回る収量性が現地試験で実証され、蛋白質含量および外観品質が「サチユタカ」並である「四国1号」を新品種候補とした。また、新たに豆腐用の「関東118号」、「東北167号」、「四国9号」等を開発するとともに、「サチユタカ」に難裂莢性を導入した「関東114号」は「サチユタカ」とほぼ同じ農業特性・加工特性を示すことを明らかにした。納豆・煮豆用や新規用途向け等の高付加価値型の品種育成については、1)淡色系味噌用「四国3号」は現地試験において多収で、実需者による味噌加工試験成績も良好であったため、新品種候補に選定した。2)リポ欠大豆である「東北158号」はタンパク含量が高いこと、小粒黒大豆の「関東115号」は耐倒伏性に優れることを明らかにした。あわせて、リポ欠の黒大豆「九州164号」を開発した。豆腐加工適性へのフィチンやカルシウムの影響解明と耕種的制御技術の開発については、1)豆乳中のフィチンの約半量は、高分子化合物と結合した状態で存在していること、結合にはカルシウムが関与していることを明らかにした。また7S欠失系統は凝固剤濃度が低い領域など穏やかな凝固条件下で普通品種に比べて豆腐が硬くなることを明らかにした。一方、少量の大豆による豆腐加工適性評価法を確立して、育種現場の選抜に活用できるよう図式化した。2)カルシウム含量の制御技術では、子実中カルシウム含量は登熟期間中の積算温度と関係が深く、早播により成熟期を早めることでカルシウムを増加できることを明らかにした。モザイク病やハスモンヨトウへの抵抗性に関わるDNAマーカー開発については、1)「おおすず」にモザイク病抵抗性を導入した「刈系785号」を開発するとともに、「リュウホウ」にシストセンチュウレース1抵抗性・モザイク病CDレース抵抗性を導入した系統が、生物検定でシストセンチュウ・モザイク病ともに抵抗性であることを明らかにした。2)ラッカセイ矮化ウイルス抵抗性の遺伝様式を解明するとともに、褐斑抵抗性に関するQTLおよびSMV-A2抵抗性の座乗位置を明らかにした。3)ハスモンヨトウに対する新規の抵抗性QTLを明らかにした。また、「フクユタカ」に難裂莢性を導入した「関東120号」および「サチユタカ」にモザイク病抵抗性・難裂莢性を導入した「作系98号」を開発した。
カテゴリ 育種 害虫 加工 加工適性 加工特性 機械化 高付加価値 新品種 水田 大豆 DNAマーカー 抵抗性 抵抗性品種 評価法 品種 輪作

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