f.発酵TMR利用のための大規模生産・調製・流通・給与技術の開発

課題名 f.発酵TMR利用のための大規模生産・調製・流通・給与技術の開発
課題番号 2010014844
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 (独)農業・食品産業技術総合研究機構,畜草研,飼料調製給与研究チーム
協力分担関係 株式会社相馬光学
岡山県総合畜産センター
岐阜県畜産研究所
三重大学
岡山大学
山形大学
京都大学
岩手県農業研究センター畜産研究所
長野県畜産試験場
徳島県立農林水産総合技術支援センター
研究期間 2006-2010
年度 2010
摘要 発酵TMRの調製・貯蔵・運搬・流通技術の開発に関しては、1)21年度に発見した乳酸菌Enterococcus faecium NAS62株を製剤化し、それを発酵TMR調製時に添加することにより、大腸菌群および糸状菌の増殖が抑制され高品質な発酵TMR調製が可能なことを実証した。2)TMR専用コンテナにロールベールの質量計量装置を追加装着する改造を行い、TMR作業場周辺におけるロールベールの質量計測を高精度かつ容易にした。3)21年度に開発したロールベール運搬用荷役具の仕様を公開し、民間企業2社で市販化された。また、これをTMRセンター内で使用する際、荷役作業を効率化し、かつ安全性を高めるため、2梱包のロールベールを同時に吊り上げ、ストッパとスプリングで構成される2本のアームにより横揺れを防止できるフォークリフト用アタッチメントを開発した。発酵TMRの効率的給与技術と、飼料用稲の配合割合を30%までに高めたTMR調製・給与技術の開発に関しては、1)稲発酵粗飼料(高TDN品種「はまさり」(TDN含量52.7%))を30%、トウモロコシサイレージを10%、濃厚飼料を60%配合した発酵TMRは、乳量30kg程度の泌乳前期牛向け飼料として利用でき、稲発酵粗飼料により購入チモシー乾草を完全代替できることを示した。2)泌乳前期牛に、粗飼料源として稲発酵粗飼料とトウモロコシサイレージを計50%、濃厚飼料源として飼料用玄米31%、大豆粕17%、ミネラル等2%を混合した発酵TMRを給与した結果、乳量、採食量や第一胃性状に悪影響を及ぼすことなく乳生産可能なことを示した。3)黒毛和種去勢肥育牛の肥育全期間(10ヵ月齢~30ヵ月齢)に稲発酵粗飼料を混合(肥育前期は30%、後期は20%混合)した発酵TMRを給与した結果、肉質は慣行区と遜色なく、牛肉中のα-トコフェロール含量が上昇し、牛肉脂質の酸化が抑制されることを示した。
カテゴリ 市販化 飼料用作物 大豆粕 トウモロコシサイレージ 品種

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