| 課題名 | a.かび毒汚染低減のための麦類赤かび病防除技術及び高度抵抗性系統の開発 |
|---|---|
| 課題番号 | 2010014937 |
| 研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
| 研究分担 |
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,赤かび病研究チーム (独)農業・食品産業技術総合研究機構,中央研,赤かび病研究チーム |
| 協力分担関係 |
農業環境技術研究所 岐阜大学 宮城県古川農業試験場 北海道立総合研究機構農業研究本部 埼玉県農林総合業研究センター水田農業研究所 福岡県農業総合試験場 (財)食品薬品安全センター |
| 研究期間 | 2006-2010 |
| 年度 | 2010 |
| 摘要 | 1)毒素蓄積プロセスの解明では、多数の小麦品種・系統を供試した圃場試験およびポット試験により、赤かび病菌に感染した小麦の穀粒中のかび毒蓄積量は、開花20日後以降の登熟後半に大幅に増加することを明らかにした。2)かび毒汚染低減のための生産管理手法の開発では、小麦における赤かび病への追加防除に有効な4薬剤を選定し、開花期の散布が適切に行われている場合の追加防除は、開花10~20日後に行うのが有効であることを明らかにした。また、大麦における出穂後尿素散布は発病およびかび毒蓄積への影響はないことを明らかにした。さらに、皮麦においては、一粒毎にかび毒濃度が大きく異なる例を明らかにし、粒の選別によるかび毒低減の可能性を認めた。3)赤かび病抵抗性機作の解明とかび毒低蓄積性品種の育成においては、26品種の小麦整粒に含まれる赤かび病菌菌体量当たりのかび毒量を測定した結果、品種間差があり、かび毒の少ない品種は、感染した赤かび病菌によるかび毒産生を抑制する可能性があることをつきとめた。4)高度赤かび病抵抗性系統の開発においては、赤かび病に対する初期感染抵抗性に優れ、遺伝子座(Fhb1)が抵抗性型で進展抵抗性に優れ、かび毒蓄積性も低い「小麦中間母本農9号」を開発し、品種登録出願した。この他、大麦では、閉花性で感染抵抗性が強い二条大麦系統に葯殻抽出期抵抗性を持つ「露6号」や裸性品種・系統との交配後代から、両抵抗性を併せ持ちかび毒蓄積性が既存の閉花性二条皮麦に比べ明らかに低い系統を選抜した。 |
| カテゴリ | 加工 小麦 抵抗性 品種 防除 薬剤 |