課題名 | イチゴ健全種苗生産のための病害検査プログラムの構築 |
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課題番号 | 2010015503 |
研究機関名 |
千葉県 栃木県(農業試験場) (株)ミヨシ 佐賀県農業試験研究センター 静岡県(農林技術研究所) (地独)北海道立総合研究機構(農業研究本部花・野菜技術センター) 奈良県(農業総合センター) (国)岐阜大学(流域圏科学研究センター 生命科学総合研究支援センター) |
研究期間 | 2009-2011 |
年度 | 2010 |
摘要 | (1)サンプリング方法の改善により潜在感染株の検出率が向上した。新規のDNA抽出法を採用することで、検査の効率化、低コスト化が可能となった。これらの成果をもとに、イチゴ炭疽病潜在感染株検出マニュアル(案)を作成した。また、大量試料一括処理法であるバルク検定法を開発した。(2)イチゴ萎黄病菌に共通の転移因子関連配列の存在を見出し、本菌検出用候補プライマーを作製した。イチゴ疫病菌では菌株ライブラリーを確立し、rDNA-ITS領域よりP.nicotianae種特異プライマーを作製した。(3)本課題では、イチゴ炭疽病迅速診断技術を活用し、各産地の生産現場における現地実証試験を行った。本法は、各産地で現在使用されている検査方法と比較して、総じて高い検出精度が得られ、利用効果は高いと判断された。 |
カテゴリ | 萎黄病 いちご 診断技術 炭疽病 低コスト |