課題名 | 日光温室等の活用による温暖地における高収益・安定生産施設園芸技術の開発 |
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課題番号 | 2013023037 |
研究機関名 |
農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
長?裕司 |
協力分担関係 |
大阪府立環境農林水産総合研究所 奈良県農業総合センター 鳥取大学 大日本プラスチックス ヴェイル 高知大 高知県農業技術センター 神奈川県農業技術センター 昭和産業 昭和鉄工 |
研究期間 | 2011-2015 |
年度 | 2013 |
摘要 | 省資源パイプハウスの開発に関しては、ダブルアーチ化によるハウス補強技術及び布団資材を、大震災被災地の陸前高田市において適用 し、台風26号による強風(最大瞬間風速25m/s)下でも骨組みの耐風性が確保されていたことを確認した。布団資材の断熱性能を更に向上 させるため、国内の繊維メーカー等で試作された布団資材を収集し、現在評価試験を実施中である。 中山間地域等における施設生産技術に関しては、細霧ノズル付循環扇を用いた簡易な細霧冷房システムに関するマニュアルを策定した。また、簡易設置型パッドアンドファンユニットを実用可能なレベルに改良した。中山間地向けの夏秋トマト安定生産技術については、建設足場資材利用園芸ハウス施工マニュアルと収量20t水準を確保できる栽培技術に関する成果集を公開した。また、岩手県の大震災被災地にお いて、寒冷地仕様施工実証施設として300m2の建設足場資材利用園芸ハウスを建設した。肥効調節型肥料と拍動灌水装置を用いた簡易な養 液栽培によるトマト4段密植栽培の春夏作において,窒素施用量7.5g/株の水準が最も多収であることを明らかにした。 |
カテゴリ | 肥料 栽培技術 施設園芸 中山間地域 トマト 養液栽培 |