n.高品質畜産物生産のためのクローン牛等の安定生産技術の開発

課題名 n.高品質畜産物生産のためのクローン牛等の安定生産技術の開発
課題番号 2006008530
研究機関名 農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 高度繁殖技術研究チーム
協力分担関係 川崎重工業(株)
富士平工業(株)
東北大学
京都大学
大阪大学
岡山大学
北海道立畜産試験場
大分県農林水産研究センター
鹿児島県肉用牛改良研究所
(財)畜産生物科学安全研究所
研究期間 新規2006-2010
年度 2006
摘要 (1)発育途上卵母細胞の体外培養時にデキサメタゾンを添加し、卵母細胞周囲の顆粒膜細胞の増殖活性化を介して卵母細胞の発育を促進したことにより、無添加区と比べ卵子成熟率と胚盤胞への胚発生率が約1.8倍に向上した。(2)効率的なクローン胚作出技術を検討し、ドナー細胞の細胞周期同期化法の違いによる体外発生率の違いや、核移植後のトリコスタチンA処理により胚盤胞期胚の細胞数が増加するという品質改善効果を明らかにした。ウシ卵子単為発生において、体細胞由来ミトコンドリアの注入による胚盤胞形成率への影響は認められなかった。(3)培養条件により胚の自家蛍光が変動することを明らかにし、胚の品質評価へ自家蛍光の利用が可能であることを示した。(4)体細胞クローン牛とその後代牛および一般牛のテロメラーゼやSCD遺伝子プロモーター領域のメチル化状態、クローン後代牛の発育・血液成分等の調査や後代牛由来乳の安全性試験において、クローン後代牛と一般牛との間に差異は認められず、体細胞クローン後代牛の健全性を示す資料の一部として利用可能なデータが得られた。(5)体外受精由来拡張胚盤胞の切断2分離により作出した栄養膜小胞の子宮内投与により、発情周期が延長する個体を確認した。また、徐放化製剤作成のために凍結乾燥-再水和法を用いることにより、インターフェロンτのリポソームへの封入効率が改善されることを明らかにした。(6)発情周期および妊娠初期におけるブタ子宮内膜の機能は、子宮内膜を構成する細胞のアポトーシスによって制御されていることをDNA断片化の検出によって明らかにした。(7)発情後18日におけるオキシトシン負荷試験により、長期不受胎牛と正常牛との間でプロスタグランジン分泌動態の著しい差異が現れることから、不受胎となりやすい牛の選定基準の1つとなる可能性を示した。
カテゴリ 乾燥 豚

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